ドアの猫穴

日々思うこと・感想文・気軽に出来るボランティア情報とか書きます。

2017年を振り返って。

昨年末の記事→ 「今年も終わりに近づいて」

 

今年も1年間、当サイトを訪問いただきありがとうございました。拍手もありがとうございます!

時代はますますSNSさえあれば情報発信も収集も事欠かないようになっていくけれど だからこそ時々は帰ってきて、落ち着いてものを書き考える場所や

「流されずに残す」場が必要じゃないか? という想いも強く、だから来年も続けてゆこうと考えています。

 

年始めから何となく感じていた不調が、やっぱり病気とわかり、次の年も続けて通院することになりました。

驚いたり落ち込んだりしたけど、「少し落ち着けよ」という天の声と思い、受け入れて行こうと思います。

仕事も家庭内も忙しさが増し、細切れの移動時間などにSNSに顔を出すことは出来ても、絵を描くのは何とか時間を捻出しないと出来なくなって...寂しいですが、体調も含めて「今は人生の中で、そのような巡り合わせのとき」なのでしょう。

 

物事ひっくり返してみれば違う意味が出てくると思います。

家族、特に子どもたちの用事が忙しい、ということは、それだけ子どもたちが成長し世界が広がったということ、様々な活躍のシーンを見る機会が増えたということ。

病気によって、治療・通院に伴い職場や家にも配慮をしてもらうことが増えたということは、人にお願いをするコツやダンドリを学ぶ機会をもらった、ということ。

何でもひとりでできるのが自立だと、長いこと思い込んでいました。でもそれは単に、頼んだり任せたりすることが下手&おっくうということと、

誰かがしてくれた事に対して、まるで自分の至らないところを指摘されたようにしか受け取れず、素直に感謝できない心の現われでした。

でも、それは幻想だし傲慢でした。特に病気しなくても人はいつか体力が衰え、老いて、出来ないことが増え、誰かの手を借りずには生きられなくなります。

その時のための「心の持ちよう」を、病によって予行練習させてもらっている、という気がします。

(なんて、キレイゴトを言ってるけど身内には通院や仕事の疲れや、先がわからない不安から当り散らしてばかりでした。申し訳ないです。そこをもっと上手にコントロールしなければ)

 

来年はやりたいことを挙げたらきりがありませんが、何でも体調と相談し、まずは健康を第一に「楽しい」と感じる分だけやりたいです(すぐ「趣味」を「義務」にしてしまいがちな性分なので・・・気楽に気楽に)。

また時間が出来たら、構ってやってください。

それでは、良いお年を!