諸般の事情により年またぎで放映が続く2020年度大河ドラマ『麒麟がくる』、いよいよクライマックスに向かって盛り上がっています。
もはやネタバレ配慮するまでもなく 「やがて主人公は謀反を起こし主君を殺して自身も非業の死を遂げる」...という悲劇だとわかって観るのはしんどい。けど 「シンドイものをシンドくなるとわかって観ているのだ!」という了解があるので大丈夫 w
すべての登場人物が魅力的。衣装、セット、細やかな映像表現、すべて美しい。既知の著名な人物も新しい解釈で描かれていて、とても楽しい。最終回を迎えたら改めて総括したいけど。
さて、『麒麟』の人物造形で新境地を開き、既存のイメージよりずっと恐ろしく、不気味な『新たな魔王』像を提示したのが、染谷将太さん演じる織田信長です。
【キャストビジュアル 第2弾】
— 【公式】大河ドラマ「麒麟がくる」毎週日曜放送 (@nhk_kirin) 2020年8月29日
織田信長(おだ・のぶなが)
染谷将太
#麒麟がくる pic.twitter.com/8gNoErYIVc
彼についてとくに語りたい、語りたくて仕方ないw 私の琴線に触れまくってしまう。
どう恐ろしいのかを「『存在悪』としての信長」という目線で述べたいです。
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