『大河への道』 レイトショーで観てきました。
『引っ越し大名!』 『超高速!!参勤交代』 などが好きな私...ああ絶対好きだぞこれ...同じ匂いするぞ、という匂いに誘われて観てきました。…なんかこう、すごく安心して面白がれた...!(鎌倉殿に染まりすぎてる)とても癒されました!
ロケ地はだいたい佐原、九十九里浜、伊能忠敬記念館です。全千葉県民は観ろ! 社会科見学で行ったことある場所いっぱい出てくるよ。(以下、内容バレあり)
橋爪功さん演じる脚本家のモデルって、誰なんだろうな…。(三谷氏ではないなw)「この人物を主役に書こう」と調べてみたら、その周囲の人々の興味深さを知り、掘り下げたくなる…というのはあるある~、って思いました。
そんな脚本家の口から、香取市の職員である現代劇パートの主人公(まあ、時代劇パートも、どちらも中井貴一さんなんですが)に語られるプロットが、劇中劇(忠敬の死から始まる物語)として、進行してゆきます。それが 「なぜ、偉大な業績を残した伊能忠敬が主役の大河ドラマが、いまだに作られないのか?」 という問いへの(作中での)アンサーなのです。
𝑵 𝑬 𝑾 𝑺 🗾
— 映画『大河への道』公式 大ヒット公開中! (@taiga_michi) 2022年5月24日
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄#伊能忠敬 の亡き後、
その志を受け継ぎ日本地図の完成に向けて
尽力する伊能隊を映した本編映像が解禁!
衛星もない200年前の江戸時代に
驚異の正確性を誇る日本地図を完成させた伊能隊の偉業の一端が垣間見える映像となっています👀✨#大河への道 🗾
あとは色々箇条書き。
・タイトルの 『大河への道』 は、ダブルミーニングですよね。大河ドラマというブランド名を指しての「大河」と、じっさいの歴史・ひとの成したわざ という大きな流れを指しての「大河」と...
・すべてのキャストが、現代の役と、チョンマゲ着物の時代物の役を演じ分けてるのって、サラっと流しちゃったけど地味にすごいな...?
・西村まさ彦さんが安定の不憫さ
・中井貴一さんと松山ケンイチさんが、ずーっと仲良くキャッキャしてるのでニヨニヨしちゃう
・北川景子さんのお着物、「ザ・粋」で、どれも素敵だった! 帯の締め方がちょっと変わってて
・チーバくんの露出度、アピールがはげしくてニッコリした。(出張中の松ケンの椅子に替わりに座らされてるチーバくんさんのぬいぐるみがかわいかった)
・「地図を見て泣ける」 唯一の映画だと思う
・だんだん主人公の意識の中で現実と物語のあわい、時空の壁が融けて、言葉遣いを間違えちゃったり、区別があいまいになってくるのが、ファンタジーっぽくて好き
・マサオクサカリに千葉県知事になってほしい…
原作が新作落語というのも納得でした。まったり肩の力を抜いて時代物を楽しみたい時にオススメです~。