ドアの猫穴

日々思うこと・感想文・気軽に出来るボランティア情報とか書きます。

感情は言葉にしたときに生まれるんじゃないか。

大河ドラマ真田丸』をDVDで追っかけ視聴していたのを、ようやく観終えました。
胸の詰まるような、でも笑える・ホッとするところもあって とても複雑で、素晴らしい物語でした。また改めて感想を書きます。

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ものごとを観た・読んだときの感想といい、日々体験したことへの反応といい
それは、口に出したり書いたりして、言葉にするまでは「喜怒哀楽」のどれにもキレイに当てはまらない、ドロドロ・もやもやとした、
とにかくつかみどころのない何か「うごめくもの」でしかない。と思いました。
表現してみて、初めてそれを発した自分にも「ああ、私はこんなふうに感じていたのか」と「発見」されるものではないかと思いました。

というのは、詳しくは書けませんが
昨夜ある人と電話で話していて 現在の自分の困っていること、状況を言葉にしてみたときに 初めて「私は激しくその相手に対して怒っていて、仕返ししてやりたい、とさえ思っている」ということに、気付いたからです。

喜怒哀楽の中で、自分にとって「怒」は 特に人に秘しておきたい面で また怒るというのは、子どもっぽく、未熟なことのあらわれのように思っていて。
また怒りをぶつけてしまうと 現実面で人間関係を壊して 元にはもどれなくしてしまう危険があるので。
それをした後のことを考えずに、発散させることは出来ません。

恥ずかしいので、自分自身にも伏せて感じていないようにしておきたい感情ですが、
その状況について説明して触れたときに、湧き上がってきてしまってどうしようもありませんでした。
「私はこんなに、腹が立っていたのか!」と、言葉にして気付いてしまいました。

私はものすごく怒っています。理不尽に、相手を攻撃したいです。
それに気付いてしまいました。

この気持ちをどのように処理すればいいのか。まだわかりません。ただとても疲れます。
気付いてしまってよかったのか どうかわかりません。
そんな気持ちは忘れてしまうくらい、楽しいものを見つけて没頭できればいいけど 今はそのエネルギーがないです。