ドアの猫穴

日々思うこと・感想文・気軽に出来るボランティア情報とか書きます。

帰りのバスにて・その2

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少し前から、同じ時間の帰りのバスに先に乗っている年配の男性によく叱られ(怒鳴られ?)ています。

先日は、機嫌が悪くなったこどもが大声で泣き出してしまい「うるせー!」と怒鳴られたり、椅子にケリ入れられたり、チッと舌打ちされながら帰ってきました。

時間に余裕があれば途中下車したかったけど、次のバス待つとかなり遅くなってしまうし、

ひたすら「ごめんなさい」と言いながら、こどもをあやすしかなかったです。

こどもというものが叱ったりひっぱたいたりしてすぐ黙るものならどんなに楽なことか、と思いました。

 

昨日もバスに乗るとき「自分で乗るの!」とだだをこねてしまい、「早く乗れよ! ひとりで乗ってんじゃねえぞ!」と怒鳴られました。 

子どもを連れて出かけるには、よほど目を配って見張り、人さまに迷惑をかけぬよう

キビキビ動かなくてはいけないってことで、親はそれが出来て当たり前ということなんだね。

無理だけど。

 

 

自分でやる! といってはモタモタし、早くしなさいと手を貸せば泣く。

ワタシの周囲には、「子どもってそういうものだよ」という共通理解があって、大らかに構えて待っていられるけれど。

公共の場に行けば違う常識で動いている人とも一緒になるわけで。

どうするのがベストなのかな。

ダンナさんは「気にすることないよ」「叱ってくれる人がいるというのは幸せかも、と受け取ってみたら?」という意見。もちろんワタシもあのバスを使わないと不便でしょうがないので、これからも普通に、出来る限り子どもにマナーを守らせるようにして利用し続けます。 

バスはワタシひとりのものでないように、あのお客さんひとりのものでもないのだから。

ワタシは怒鳴られたり叩かれたりして育った子どもじゃないので、そういう場面に耐性がなく、遭遇するだけでパニックに陥りがちですが、少し慣れれば冷静に対処できると思います。

 

もちろんバスはそんな思いばかりではなく、運転手さんは「ゆっくりでいいですよ」と声をかけてくれるし、どんなに混んでいても誰かしら席を譲ってくれる人がいます(疲れてるときはありがたい!)。

ホントに様々な人との関わりを学べる点で、ワタシたちにとって貴重な場だと思っているんですけどね。