ドアの猫穴

日々思うこと・感想文・気軽に出来るボランティア情報とか書きます。

街並みは、あまり変わっていなかった

明日から里帰りするので、まとめて書いとくよ~。

(※以下、はてなハイクに書いたものの改編です)

出没!アド街ック天国」で昔住んでたあたりをクローズアップしていて懐かしかった。

なんだかんだでもう10年以上たつのかー。

つい去年の暮れ、あの辺をほっつき歩いたばっかりだったんだけど。

バカだった...あそこに住んでた頃の自分はバカだったわ、うん。

でもパワフルだった。

あのころ、高校出て、とにかく家族から離れよう離れようとして

心理的にも距離を置こうとして なるべく連絡取らないようにして

それでひとりで行き詰って、結局助けを呼んで

「また迷惑かけてしまった、だめだぁぁぁ!」 って苦々しく思う繰り返しを

ずっと続けてきたなぁ って思う。

結婚して「さぁもうこれで違う家なんだから、何でも我流でがんばるぞ!」

と決めたんだけど、また子どもが生まれてから息切れして おかしくなっちゃったときも同じだった。

思い通りにいかなかったり、思いがけないほうへ転がったときに

ワタシの側からは「挫折した」「自分に負けた」「迷惑かけてしまった」

の積み重ねとしか、とらえていなかったんだけど それは思い込みで、

親の側は、面倒だとも迷惑とも思っていなくて。

ワタシのことが心配だし、子どもだからかわいいし、苦しいときは話して欲しいし

居場所はここなんだよ、っていう気持ちでいてくれた。

つまづいたことを、私自身より前向きにとらえて、「それは必要なことだったんだよ」と言ってくれた。

ワタシは「親を慮るフリをして、信頼してなかったのが恥ずかしい」って思ったし

親は「そんなふうに遠慮や我慢をさせるように育ててしまってすまない」と言った。

そんときの気持ちを お互いにちゃんと聞いて、納得して、話し合えるゆとりと環境が、

今になってやっと整いつつあるのかな って思う。

昔の自分がやろうとしていたことは、「孤立」することだったけど

これから目指すのは、「自立」っていうのか・・・。

「頼り方 / 頼られ方」を学ぶときなんだろうな って感じました。

見た目の孤立以上に、親に対して 強い葛藤をずーっと持ち続けることや、突っぱり続けることは

エネルギーを消耗することで。

許す許さないじゃなく、いつか受け入れないことには、他の事に向かう力が尽きてしまう

(というか、なってた)。

もう若くはないんで・・・

たぶん また違う風に思うときもあるし

時間がたってまた変わる思いもあるだろうけどね。

確かなのは、今と同じじゃないってことだけ。