ドアの猫穴

日々思うこと・感想文・気軽に出来るボランティア情報とか書きます。

マナーを守らない人への視線

いつも保育園のそばからバスに乗って帰ってくるのですが

バスに乗ってから降りるまでずっと携帯で話している女の子とたまにいっしょになります(化粧が濃いのと金髪なので微妙に年齢不詳ですけど)。

会話の内容はかなり他愛ない感じがしますが途切れたところを見たことがありません。

2,3回「バスの中の通話は控えてね」って注意しては、無視されてます。いいかげんワタシの顔覚えてると思うんですが。

バスの運転手さんも言うんですけど、「ハ~イ」って調子よく返事して、また話し続けるのは呆れました。

若い人って、マナー云々より「注意されたこと」に対して「恥かいた!」って思って止める人が多いんですけどね・・・。こいつはかなり面の皮が厚い! 化粧も!

最近はなんだか可哀相になってきました。

携帯と、その向こうの相手にベッタリ依存してるのね、きっと。

 

 

なぜ、それでも注意を続けるかというと

「ほんとはこわい『やさしさ社会』」を読んだ影響も大きいけど(笑)やっぱり息子を連れて乗ってるからです。

そこに子どもが立ち会ってることにすごい後ろめたさを感じます。

もう少し子どもが大きくなったとき、周囲の大人が明らかなルール違反に対して見て見ぬ振りをする人たちばっかりだったらガッカリするだろうし、さらに長じては自分も「約束を守らなくたって誰も叱らないからいいや」と考えるようになるんじゃないか、それは悪循環だなあ、って。

 

ワタシも、弱い人間なので繰り返し無視されるのはこたえます・・・そりゃもうグッサリと。

でも、少なくとも今の私にとっては「注意しなかった後悔」と「注意してきいてもらえなかった恥ずかしさ」をはかりにかけたら前者のほうがつらいな。

だから、相手のためというよりは自分の心のために、実害を被らない限りは根気良く続けていこうかと思います。