ドアの猫穴

日々思うこと・感想文・気軽に出来るボランティア情報とか書きます。

過去は、今が決める。

毎週聞いてるけど、久しぶりに子ども科学電話相談の話題です。

心と体の疑問を担当されている、大日向先生の回答が面白かったので。

www.nhk.or.jp

リスナーの方による要点がわかりやすい書き起こし↓

 

この質問と先生の回答、放送聴いててグッときた。 「人の過去(というか、過去の記憶とそこに纏わる感情)は、今が決めている」というのがね…まさに、まさに! と思いました。身に覚えがある、と言う意味で。

このお友達のように 「今がつらい、寂しい。それに引き換え、昔はよかった」 と美化して思い出す事もあれば

「自分が今こんなふうに思うようにならないのは、あの時こんな傷を負ったからだ」という今を補強する意味づけ、因果のある「物語」にすることもある。

どちらも 「今の状態を整合性の取れるように自分に説明したい。正当化したい」と、言い方悪いけど「都合のいいように」行ってる事。過去の出来事 『そのもの』ではないんだよな…ってハッとしました。

まず、今がシアワセな時って昔のことなんて思い出さない、過去について語る必要がないんだよねぇ...!

大日向先生はギュッとコンパクトに 『記憶は、今が決めるの』 と表現しておられた。

時間の流れは過去から未来へ流れていて、過去起きてしまったことは、絶対不変のように感じられるけど、そうではないのかもしれません...。

現在の自分を、どう内観しているかで、過去の意味は全然変わってしまう。

今から、過去は変えられる。

どちらかというと自分は 「過去つらいことがあったから、今もつらいんだ...」 という、都合のいい悲劇的な意味づけをしてしまいがちな性質なので。

「今の私の考え方、捉え方を変えたら、過去の意味も書き換えられるかもしれない?」という、大変ポジティブな、希望と言うか励ましをもらった、そんな回答でした♪

 

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