あちこちで展覧会が開かれるので、作品を持ったお客様が来店して額装・表装、美術展への搬入のご依頼をいただいております。文化の日前までがピークかな。裏方の仕事、様々なジャンルの作品に触れられるので楽しいです。
店舗内のギャラリーでも グロテスクだけどカッコイイ展示が催されています。
うまく言葉にならないけど、額の中いっぱいに作家さんの想いが溢れていて、
「キレイ」とか「イイ」っていう、表面上の価値を越えて、「自由だなー!」「こんなんもアリかー!」ってのけぞります (笑
なんだか・・・ 同人界隈の ジャンルがメジャーとかマイナーとか大手だとかボッチだとか
自重とか自主規制とか 右とか左とか 腐るとか隠れるとかって
・・・心底どーーーーーーーーーーーでもいい重箱のスミだわ。 と、背中を押されたように思います (笑 世界はもっとナンデモアリだ!!
ギャラリーにいらっしゃる作家さんやお客さんとお話ししても、美術館に行ってもそうだけど、それぞれにコレは好きだという人がいたかと思えば 絶対受け付けないという人もいて
己の中からわいてきたものを「世に出す」「ひとに見せる」という行為は、「誰かを喜ばせるかもしれないが、同時に誰かを傷つけ、不快にするかもしれない」という、リスクを伴う行為なんだと思います。
自由にやった結果、あたたかい反応だけじゃなく、批判や無視や、他にも予想もしない反応に出会うことがあります。
誰も 傷つけたくないなら、傷つきたくなかったら、何にも表現しないほうがいいです。
芸術であれ、アニメやマンガ系であれ、作ったものをを出すということは
自分の裸をさらけ出しつつ、抜き身の刀を振り回して歩くような、そのくらい危険で勇気と覚悟が要ることかもしれない。
たとえ一般的な美意識や、常識や、社会通念に反していても。それでも作らずにはいられない、発表せずにはいられない!
となったらやらずにはいられないところが・・・ 業が深いんだなあ、ものかきって。
そんで、自分もたぶん、そういう罪深いほうの人種なんだなあ・・・って思います (笑