新聞を読んでたら、お盆ということで
浄土宗・浄土真宗の僧籍の人たちの座談会が載っていた。
(ちなみにY新聞の朝刊)
クリスチャンの彼と結婚してから、ひねくれたように
親鸞の言葉に興味を持って、本を読んだりしてる。
イエスは菩薩で、親鸞も神の子じゃん、と思ってる。ボーダレス。
ダンナには黙ってるけど。
仏教って、ちょっと宗教からずれかかってる宗教、かもしれない。
だって、神様いないし。仏陀も人間だし。
なんか哲学っぽい。
信じるとか救われるとかよりは、
あるがままを認める、自覚する、受け入れるというのがまず先に来るというところが。
「争いは常に正義を主張する者同士で行われる」。
「正義とは偽装した「我執」「我欲」である」。
ああ、ほんとにそう、まさにそう。
アニメやマンガならともかく、現実の世界に「悪」ってない気がする。
国同士の戦争だけに限らない。むしろそっちはあまり興味がない。
もっと身近な場所でだって、「正しい人」が周囲を傷つける。
攻撃的な「正しい人」って、自分の認めたくない部分を「悪」にして、
他人のせいにして、なすりつけてるように見える。
みんなちょっとずつ馬鹿で、ちょっとずつ悪いことをしてるのが自然のバランスなんじゃないかなあ。
大きい組織から小さい付き合いまで、「平和」のコツって、
「もしかしたらワタシ間違ってるかも?」と、
つっぱしる前に、立ち止まってみることだと思う。
ほんのそれだけで、何か変わるんじゃないかなあ。