仏教4コマ漫画『ぶっカフェ!』を読んでいます。とても勉強になり、楽しいです。
ツイ4でまとめ読み出来るけど単行本書下ろしもあります。
ところで日本は、かつての支配層の要請によって信仰を持たない家も、仮に仏教徒として括られていますが、おうちの宗派はご存知ですか?
私の実家は真言宗でした(祖父の葬儀の時にききました)「ぶっカフェ!」に登場する真言宗のお坊さんは、だいぶミステリアスです...w
宗派の違う3人のお坊さん(臨済宗、浄土真宗、真言宗)が営む寺カフェに、破滅的なドジっ子の女子大生がアルバイトとしてやってくる...というギャグなのですが ホッコリと笑えて、不意に泣かせられます。
キリスト教の中の宗派の違いというのは、主にカトリック教会に対する異論、アンチテーゼを持って分かれたものですが 日本仏教の諸宗派は「仏」というひとつの山の頂に至るルート、アプローチのしかたの違いなんだよ、ケンカはしてないよ(少なくとも今の時代は)という説明がわかりやすかったです。
それにしても宗派同士が仲良くやってるところや(実在のお寺さんもそうですけど)違う宗教の行事に寛容な所や、カフェのようにお店を開いたり、バンドを組んで音楽活動で布教したり、メディアやSNSを使いこなす布教活動などを見ていると、「お寺って、ユルイなあ」と勘違いしてしまうこともありますね。
私は結婚してから、プロテスタントの厳格さを知ったので「これ教会では絶対許されんわ~」と思っちゃいます。(上馬キリスト教会さんのようなやわらかいところは、本当にごく稀ですw)
でもやっている僧侶の皆さんは「お葬式以外に縁のないお寺に、いかに足を運んでもらうか」「もっとたくさんの人に仏様の教えに触れてもらうには?」という目的のためにブレない芯を持って活動していらっしゃるのだなあ、と思います。
それもまた「さまざまなアプローチ」の中から選んだ、現代に添った手法なのだと思います。