ドアの猫穴

日々思うこと・感想文・気軽に出来るボランティア情報とか書きます。

アイコン素材を追加。と、読書記録

Download>その他アイコンのページに、素材をUPしました。

また使い勝手が微妙な・・・。

 

ちょっと落ち込んでたんですが、その間

以前読んだ 菅原伸郎・著 「宗教の教科書12週」 という本を読んでました。

宗教の教科書 12週

「子ども・若い人に宗教との付き合い方をどう教えるか」ということに取り組んでいる、元新聞記者の方の著書。

これ、とても良著だと思います。

高校生か10代のうちに出会いたかった内容。

こういう講義が受けられるなら、大学行っても良かったかな なんて(笑)。

とかく、日本人は「神仏に頼らない・宗教にこだわりがない。だから穏やかにまとまっていられるのだ。」ことを自慢にしがちだけど(実際はそうでもないんだけど)

いっぽうで、金と権力にこだわる 怪しいカルト宗教はたくさんあって

それに引き込まれて、家族も巻きこんでもめている人は、後を絶たない。

防衛するには、知識は必要。

それに、恐れたり蔑んだりして、近づかないのではなく

「これだけ、戦争が起きたり、教えに矛盾するような行為がはびこっても、

それでもなぜ、多くの人が宗教・信仰を必要とするのか?」

ということに、少しでも興味を持ってほしい。

何かを信じてほしいわけでも悟ってほしいわけじゃない。これからの人生、ちょっと豊かにするために、知ってほしい。です。

 

そういう思いを、著者とワタシは共有できてるから、おもしろいと感じるのかな。と思いました。

こちらの本もオススメ。

宗教をどう教えるか (朝日選書)
菅原 伸郎
朝日新聞社
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