ドアの猫穴

日々思うこと・感想文・気軽に出来るボランティア情報とか書きます。

鎌倉殿すごくおもしろいけどすごくつらい。

”佐殿は 鎌倉殿に しんかした!”

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鎌倉殿の13人、第11話さぁ、、、、つ、つらい…辛いよぉ…!! これからもこうやって、あっけなくサクサク人が消えて行って… そのたびに小四郎義時くんのソウルジェム(違う)が……わああ…!! ってなりました。

 

すごい、個人的なネタバレにもならないピンポイントな感想ですが、

伊東祐親が あんな最期を遂げなくてはいけなくなったの、孫たちを手にかけた報いだけれど、まずその凶行の動機にある、「娘にとって何が幸福か・良い選択かというのは、父である自分が決める。自分がいちばんよくわかっている」と信じて疑わない、親が陥りがちな 「傲慢さ」 ゆえではないかと、演じる浅野さんが語られた祐親の人物評を聞いて思った。

囚われの身になってから、八重にかけた 「おまえも男だったら、同じことをしたはず」 という言葉にもね、娘は自分の延長、「愛しい所有物」という価値観が滲んでるようで。

八重がまったく従順な娘ではないと、再三行動で表してたにも関わらず、「父に従っていれば、おまえは幸せだったのに」という心の壁からは、出てこれなかったのかなって見えました。厳しい見方でごめんねぇ…。

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なんというかもう頼朝という、めんどくさい、ある意味呪わしい血筋の者にかかわってしまったのが、運の尽きよ、という感じなんだけどね!(この親族殺しの呪い、キッチリ源氏にも返って来る事を、史実を知る我々は知っているのだ...)

伊東家はああなってしまったけど これから、因果の糸に巻き込まれて命を奪われないように踏ん張るのが、次なる頼朝の身内になった、北条家の主人公なんだなって...。怖いけど、怖いけどおもしろいから見届けようっ!