ドアの猫穴

日々思うこと・感想文・気軽に出来るボランティア情報とか書きます。

怒りが最もエネルギーを消費する感情だから

ご存知のように全国の公立小中学校・高校の休校が決まり 今日から子どもたちが在宅しており 私も家にいることが増えそうです。

学童保育は実施されるのですが、娘の通う先に電話で問い合わせたところ やんわりとあまり連れてこないで…な感じでした。はっきり言って教室よりも人間が長時間密集する環境なので、ふだんから感染症予防には大変気を使っていただいているのですが これ以上のリスクを負いたくないんだろうなぁ、というのは分かります。

 

 

この度の 新型コロナウイルスの感染拡大を防止する措置については、まったく効果がないわけではないし 間違いではないと思いますが やはり突然の「要請」という形での、休校の勧めはかなりむちゃくちゃだな、と感じました。

所用で、休校前の週末に 息子が通う中学校の担任の先生にお会いしたのですが 現場の先生方は対応(休み中の学習計画、卒業式などの内容変更や、日程が丸かぶりしてしまった高校受験の指導など)に追われ、お疲れのようでした。ちょっと愚痴めいた言葉も出るくらいに...。先生には何の責任もないと思います。本当にお疲れ様です。

専門家による効果の検証なく、決定してしまった全国休校措置にも ドラッグストアから無闇に消えてしまった商品を見ても 何かこう 特定のだれに対してでもない、ひとの愚かさみたいなものがまざまざと浮かび上がってきてしまって、それに怒りを感じてしまいます。

ひとはこんなにも 「空気」に踊らされて 容易にひとつの方向へ向かって 突っ走ってしまうのか、と。もちろん自分もその中に、気づかず巻き込まれている面はあると思います。

こうしたやり場のない怒りのような、モヤモヤは自分の場合はすぐに体の調子に出ます。ずっと、あっちこっちが痛くて、眠りが浅いです。

ただでさえ 子どもたちとずっと一緒にいることが向いていなくて、学校や預かってもらえる施設があるから、適当に子どもと離れ、お陰で「たまに一緒だからかわいい」と思えるように、時間を調整できていた、まったく専業主婦に向いていない人間なので、これからのメンタルのコントロールを考えなくてはいけません。

私などは「ワガママ」の範囲だと思いますが 働かなくては生活が立ち行かない、ひとり親の家庭ではもっと深刻でしょうし 親との関係に問題を抱え安心して在宅できない、ご飯が食べられない子どもや

ひとりでいることも難しい性格や障害を持つ子どもがいる家庭は 気分がどうこうではなく、命に関わる問題ではないですか。

 

正しい情報は得たいですが あまりにもヒステリックな、ただただ今日増えた感染者と死亡者とを数える報道、

デマなどの ひとの愚かさや自己中心的な面ばかりを拡大して見せるような情報からは、距離を置き エネルギーを消費しないようにしたいと思います。ウイルス以上に、そちらの情報のほうが 自分の健康を蝕むので。

 

この閉塞感に包まれそうな(最低でも)3月24日ごろまでのストレスを、家族にぶつけないように。