ドアの猫穴

日々思うこと・感想文・気軽に出来るボランティア情報とか書きます。

大事に至らなくてよかった

雨風嵐だった土曜日の夕方。

仕事から帰ってきて、昼から休みだったダンナに電話して、駅に迎えに来てもらうことにしました。

駅へ向かう途中、ダンナの車が中学生の女の子にぶつかってしまいました。

すぐ女の子とその親御さんと一緒に病院へ行き、

月曜にダンナの事情聴取と現場検証、被害者と保険屋さんを含めて話し合いがありました。

「事故起こしちゃって・・・」って電話があったときはクラクラして、パニックになりそうだった。

タクシーをつかまえて現場に向かってる間

一生懸命「ここでワタシが取り乱してどーなるんだ、

当事者のほうがショックなんだ。

今は感情に振り回されてる場合じゃない。

出来ることとやるべきことをこなせ、余計なことを思うな! 言うな!」と。

自分に言い聞かせた。

診断の結果、女の子のケガは打撲と捻挫程度でした。

とにかく軽傷だったことにホッとしました。

お母さんも「しょっちゅう自転車で転んでるし部活でケガしてるから(笑)」と優しく対応して下さり、

逆に「大丈夫ですから、あまり気に病まないで」と励まされてしまったり。

わたしがしたことといえば菓子折に合格祈願の手紙を添えて(3年生なので)お詫びに行ったことくらいです。

金銭的な保障は保険にまかせて、誠意を伝えることに勤めよう! と思ってしたけれど・・・

こんな対応で良かったのか。初めてのことで(何度もあったら嫌だ)自信がありません。

わたしたち夫婦を支えてくれるたくさんの人に心配をかけました。

誰も何も、責めるようなことは言わず、ただ無事でよかった、と。

本当にありがとう。

あとは、ダンナの心のケア・・・でしょうか。

免許に関する処分が下るまでは1月くらいかかるそうですが、車に乗るのが怖い、と言う。

無理もないです。

もし隣に乗っているときに事故を起こしていたらワタシもこれほど落ち着いてはいられなかった。

「ワタシが迎えに来させなかったら良かったのに・・・」と言ったら

「タラ・レバは言わないで。おまえのせいじゃない、

あの時はいろんな原因が重なったんだよ」と。

ごめんね。

ちょっとした事故を起こしただけでも、いつもの日常を取り戻すのは大変なことなんだと思いました。

安全運転、やっぱり大事です。

事故に遭ったばっかりに、被害者も加害者も人生を狂わされてしまうことだってあるんだから。