そこそこ大きい娘さんがいる親御さんは、よく
「女の子は話しやすいよー、話し相手になってくれるよ」と言うけれど
だからといって、娘さんのほうも「話しやすい親」だと感じてるとは限らないよね。
彼女らは学校の友達間で、気の使い方・空気の読み方・相手を傷つけない話法を
身につけていて、親に合わせるのも上手なんであって、
「会話が弾む = 心を開いてくれている」とは言いきれないんじゃないかな。
自分の娘時代を振り返ると、そう思わずにはいられないのです 。
自分に、まだまだぬぐい去れない女の子アレルギーというか
年若い女の子と向かい合うだけで身がまえてしまうクセがあるから、
「女の子がみんな育てやすいとは限らないよ!」って反論したくなっちゃうんだな。
じゃあ、娘が出来たらアレルギーを克服できるのかな。
でも自分を鍛えるために存在する子どもってのも、なんかなあ。
うーん、この間は「男の子の育て方」という本をいただいて
読まなきゃなあと思いつつ他の本ばかり読んでるし・・・
(本当にご厚意で下さったものなので気持はありがたいのですが)
巷にあふれる「男の子はこう」「女の子はこう」という言説に
結局惑わされてしまってる自分が嫌だ。
子どもの性別にとらわれることなく、その子ひとりひとりの
心を見ることが出来るようにならないと。