2018年も当サイト・ブログへ訪れてくださってありがとうございました。
年々文章を書く気力が衰えてきますが新年も細々と続けていけたらな、と思っています。
いきなりですが「平成最後の○○」があまりに連呼されすぎて、もう飽き飽き、食傷気味です。
何となく行き詰まり・閉塞感を払拭したい、変化を求めたい。せっかくだからお祭りにしたい。という機運はわかりますが
今年たくさん発生したような自然の脅威は 人の都合に関係なくいつでも降りかかってくるものでしょうし
ましてや人の世の中のしくみを変えるのは象徴である方の代がわりていどでは(あえて「ていど」と表現させていただきます)何も変わらないだろう...と思っています。
勝手に終わるし終わらせようとしてるけど、まだ何も終わってないし、終わらないよ。
あんなに大きな戦争があっても大きな地震があっても 世界は終わりもしないし、人の素晴らしいところも、愚かなところも変わってない。
元号が変わるくらいなんて瑣末なことだろう、って。
ただただ生きる営みは続いていく。
人間が死ななくなったり 食べたり寝たりしないでいいようになったり セックスしないで子孫を残すくらいの変化が来なければ たいして人間のやることなんて 変わらないと思います。
目に写る世界を手っ取り早く変えるというなら、家の中を片付けるとか運動を習慣づけて5kg体重落とすほうが、ガラっと世界が変わるでしょうね 笑
ただ、政治や経済に明るくない人と話しても「来年について言えは、大変な年になりそうな気がする」という話はよく聞きます。それも明るいトーンではなく。オリンピックが近づく明るいムードは欠片もないです。
「手をつけなきゃいけない問題を先延ばしにしてきた」後ろめたさ、もう後回しには出来ない、という思いが、どんな庶民にも差し迫っているのかなあ、という気がしています。私もいろいろなことを後回しにしてきた、そのひとりなんだと思います。
どちらかというと 新しいことを始めるというより 負の遺産を清算して、子どもの世代に引き継がせないためにがんばる時が、やってくるのだろうと思います。(バクゼンとしていてすいません)
「区切り」は、もっと個人的な理由で訪れるように思います。とてもとても狭い世界に生きてるから、これからやってくる 子どもの自立や 親の老いと死のほうが、元号がかわることよりよっぽど「時代の節目」と感じられる大きな出来事になるだろうと思います。
趣味のことですが 今年は何度も何度も絵を描くのをやめようと思いましたが、やめられませんでした。このサイトを閉鎖しようとも思いましたが出来ませんでした。
思っているほど自分のやっていることは他人にとってはどうでもいいことですし 誰もが自分のことでいっぱいな中で、自分が書いたものの影響力なんて気にするのは、自意識過剰だと思いました。
だから、ダラダラ続けて、見ない人は見ないし見る人は見る、で置いておいていいんじゃないかというのが 今のところの気持ちです。
すっかり自分の絵が好きじゃなくなりました。描いていても楽しくありません。でもやめられないのは、代わりになる楽しみがないからだと思います。
上手下手を気にしなくてもいい、誰に見せなくても、見られなくてもいい、ほんとうの「自己満足」「私が私を、いい気分にさせてやれるもの」を、見つけたいです。
お絵かきを始めた2歳くらいの子どもの頃~同人活動を楽しめていたころまでは 描くことがそれにあたりましたが どうしても人の評価を気にする自分の性格上 続けていくのがつらくなりました。
思い出したように好きなものをここやあそこへ、投げることはありますが、そこに自分のよりどころ・居場所を求めていくのは、やめようと思います。
それから、何かのファンであること、ファン活動を生き甲斐にすることも(今の私にとっては)依存状態に近い危険なことだと感じてなりません(あくまで自分の場合です)。
次の居場所はまだ見つかりません。「居場所なんてなくていい。誰にも褒められなくても私が私を認めているから。好きなものなんてなくても、生きてゆける」という状態になれれば、それがベストかもしれません。
どうしてもしんどいな、変えたいな というときには、次の好きなものを見つけるより 心のお医者さんやカウンセリングを頼るほうが自分には合っているのかなって。
でないと「これこそ私の生きる理由だ!」と心酔しては、またすぐ「これじゃない」と捨てる、みたいな依存の繰り返しなのかなあ、と思います。
京都への旅行をきっかけに、お寺や神社へ行くこと、古い建物や仏教・神道の美術芸術に興味を持ちましたので機会を見つけ、運動のためにあちこち足を運びたいと思います。
とくにお寺という場所は今の私のこころの状態にマッチしているように感じました(仏様の教えは信じてすがる宗教ではなく、生きるヒント・哲学と私はとらえています)もちろん、博物館や美術館も。
それでは皆様、良いお年を。