コミケの1週間前に母が入院しました。
もう退院してすっかり元気ですが(でも8月8日の記憶は抜けてしまって、もう思い出せないようです)
とても心配したし、状態によってはコミケ欠席の上、今後のシュミ活動はお休みだなあと思いました。
そして、やっぱり近い将来に来る「その時」を意識しました。
ふだん母に対して泣き言ばかり言っている身ですが
その日、明らかに様子がおかしくて、言葉がアヤフヤな電話がかかってきたときは
不思議と取り乱さず、「そこで待ってて、すぐ行くから!」と言って駆けつけることが出来ました。
急いで、前に自分の頭痛がひどかったときCTを撮った病院に連れて行きました。
すぐ「入院ですね」と言われたときは、かなり動揺しましたが
母の不安の方がもっと大きいんだと思って、しっかり説明を聞かなきゃ、手続きをしなきゃ・・・ということに集中しました。
もちろん全部ひとりでやったわけじゃなくて、離れたところにいた父やダンナさんやきょうだいにも連絡して
入院後は、みんなで手分けして母不在のあいだの業務をしていました。(ちょうどお盆でしたし)
ワタシは子どもたちの中で最も実家の近くに住み、毎日のように顔を合わせ、小さい孫たちのお世話をしてもらっています。
いつかは 年老いていく母への「恩返し」のときが、くるでしょう。
今回の経験は「予行練習」だったんだと思います。
母も「近くに娘がいて良かった。あなたがとても頼もしく思えた」と言ってくれて。
緊張したけれど、すこし、自信になったように思います。