ドアの猫穴

日々思うこと・感想文・気軽に出来るボランティア情報とか書きます。

攻殻機動隊 STAND ALONE COMPLEX

攻殻機動隊 STAND ALONE COMPLEX 1

ダンナが職場の友達に指輪三部作BOXを貸して、交換で借りてきた攻殻TVシリーズ版。

久しぶりにダンナが休みだったのでやっと見ました。

映像はもちろんのこと、音楽が! 音楽がかっこいい!!

ドキドキと不安感を掻き立てます。

押井監督の映画版『GHOST IN THE SHELL』『イノセンス』が、もっと宗教的・哲学的な良くも悪くも脳みそ引っ掻き回される内容だったのに対し、TVシリーズ版は事件の謎解きとか、警察組織の暗部とか、公安9課の活躍じたいに焦点を当てた「近未来SF刑事ドラマ」になってるなあー、と思いました。

愛知万博のニュースなんか見てると、電脳化・義体化世界がホントに2030年ごろには実現出来そうですが。

ワタシはSFを観たり読んだりするのは好きだけど、自分が機械の体になったり脳がネットにつながったりしたいとは絶対思わないし、そんな世界は歓迎しません。夢のままで、楽しみたい世界。

しかしいやおうなしにそういう時代になってしまった時、「なんとなくイヤ」というだけの理由で、果たしてその流れを拒んで、生きていけるだろうか…? 携帯を持て! と言われた時はすごく抵抗あったのに、今ではすっかり手放せない道具になってしまったように。

第1話で、草薙少佐が爆弾犯に『世の中に不満があるなら自分が変われ! それが出来なければ耳と目と口をふさいでおとなしくしていろ!』という台詞にドキリとしました。