霊感:ゼロの三代執権 守護霊が大渋滞していそうな太郎...。
三代執権の直垂のデザインは適当です。
しばらくご無沙汰しましたが いろいろ観てました。日テレの特番 『THE MYSTERY DAY』 、小栗さん出演ということで観たのですが存外楽しい企画で、ドラマパートはキチンとテーマもあって面白かったな~。 光のオグリシュン、お目目うるうるキラキラでかわいかった...光すぎて周りの人が崇拝しちゃって、勝手におかしくなってくタイプの魔性だな~、とは思いましたが...。
あと連ドラは 『パリピ孔明』 が超面白いです。原作もアニメもみたことなくてノーマークだったけど すごい...映像が美しい、音楽の聴き応えがすごい...オタクとプロフェッショナルが本気で馬鹿なことをやるハイレベル馬鹿ドラマだ...。
孔明(#向井理)のバーテンダーシーンは、
— 水10ドラマ「パリピ孔明」公式【第3話は10/11(水)よる10時放送!】 (@paripikoumei_cx) 2023年9月27日
リアルにこのスピード感でやっています!
かっこよすぎる………#パリピ孔明 初回放送中🤘 pic.twitter.com/U3lin1odWj
あと今月からは引き続き、大奥シーズン2も観てます!
配信では今まで見逃してた過去アニメや映画を少しずつ観ていこうと思って、『羅小黒戦記』『平家物語』を観ました。
『羅小黒戦記』
めっちゃ評判良かったよな~と思い。観た後「好きな人はすごく好きだろうな!」 という気配は感じたけど。キャラクターが...自分の好みではなかったです...。
世界も、もっと自然と人間の相克がドロドロしてるのか? って勝手に思いこんでしまって。ずいぶんゲームっぽかったな...って、うーん。妖精の概念とか 外伝作品まで触れないと、わからない設定がありそう...というのは伝わってきました(けどそこに手を出すほど興味が持てない...)。
喉越しよく飲み込め、引っかかりなくツルツルに磨かれてて。子どものころに観たTVアニメ作品にいろいろ似てて、それがおもしろいオマージュじゃなくて「似てるな」と感じてしまった。 つい内容から心がふわふわ離れて別のことを考えてしまいました。中国の、クリエイティブ分野にも注がれたエネルギー(資本力)の贅沢さ。どんな危機的な世界を描いてもどこか漂うポジティブな明るさは、やっぱり社会に、そういう「自然は破壊するけど、でもそれも必ず何とかなるし、これからもっと発展する」空気があるからなんだろうな。などなど。画面に溢れる「いきおい」に浸れずアタマで考えてしまいました。(雑念だらけ)
『平家物語』
すごくジンワリ...良かったです。平家サイドに絞った物語にしてて。特に重盛とその子たちが、すごく傷つきやすくて、泣いたり嘆いたりしながらも、家族を大切に思い続ける姿が好きです。でも中世の武士、いろいろな古典原文の中でも、よく想いわずらっては泣きますよね。戦う男は強くて簡単に泣かないはずだ、泣くのは恥、という感覚が如何に近代につくられたものか、ということがわかる…。
歴史の中で栄華を極めて短い間に滅んでいった彼らも、かつて生きて泣き笑いしていた人であったのだという、当たり前だけど置き忘れられたこと。そこに焦点を合わせて、はるか後の世に伝えた物語の力や、謡い残した人たちに、敬意と感謝の気持ちが湧いてきました。表現方法はアニメーションですが 絵巻を鑑賞してるようでもあり、語りを聴いてるようでもあり、本のページを繰っているような体験でもあり。いろんなものがおしよせてきました。
びわは、平家の彼ら・彼女らのことを語り継ぐ、と決意して、その滅びを見届けた後、両目から現世を視る力が失われてしまったんですよね...? 代わりに彼女には、重盛の邸宅で過した日々も、今そこにあるようにイキイキと見えるようになったのかな...。彼岸とこちら、過去と今を橋渡しをする者になったんだな、と思いました。
重盛が超まじめなんだけど ちょいちょいしぐさがキュートなおじさんなのがイイ イイヨ...
わたしたちが描いたアニメーション「平家物語」 [ 高野 文子 ]
- 価格: 2200 円
- 楽天で詳細を見る
再生する物語と滅びる物語だった。そういえば。
あとまだ観てなくて、興味あるのは 『犬王』『シン・ウルトラマン』『罪の声』『否定と肯定』などなど...。たくさんあって全然退屈しないです!