今年も一年間、当ブログを訪れて下さり ありがとうございました。
2019年は、かねてから念願の福岡への旅が叶ったことが、個人的にとても楽しかった出来事です。ひとつの旅行から、また訪れたい場所が増えました。
住んでいる地域が台風の被害に見舞われ、備えの大切さを改めて知った年でもありました。あまりニュースにならなくなっても、復旧作業を続けながら年を越える人がたくさんいます。(うちも家の破損がそのままで、年明けからようやく工事が始められそうです)
被災地に思いを馳せながらの年越しになります。
家の中は気ぜわしく、まったく年末年始の準備も何も出来ないまま大晦日になってしまいました。ほんとうに2020年が来るのか? 1時間後になってもまだ実感がありません。きっと来年はもうちょっと落ち着いて過ごせるでしょう...と思いたいです。
それでもいちおう、今後の目標のようなものを考えるとするなら...
「新しいものを取り入れるために古いものを捨てる。特に心の中の必要なくなった考え方を整理する」
ということです。
ただでさえこの時代、情報摂取が過多になりがちなので 何を取り入れるかを良く吟味して選び、
また、かつて大切だったものでも 心のリソースを食って圧迫するようなものは前向きに手放すことが、心身の健康、また実生活のバランスを保つために必要だ、と思ったからです。
とくに決めたのは ささやかなことですが
自分が「オタク」である、「腐女子」である、という自意識を卒業することです。
このふたつの自称をやめてみることにしました。
最初っから誰かに強制された役職でも何でもないのだから 気にすることはないのですけどね。
「長いことお世話になってきた母校」のような概念なので 愛着があって、離れ難かった。
おそらく10代の頃からずっと 同じような趣味趣向の方とつながるために有効だった、助けになっていたこともある、肩書きのようなものですが、最近は思うところあり「便利さ<<<<<しがらみ」を感じるようになって来ました。
便利さより、自分の中で「しばるもの」として威力を発揮されて困るようになったので。
必要な時期が済んだものとして 「距離を置こう」と思いました。
たぶん、これから私がやりたいなと思うところ、行こうと思う場所は その名が何も意味がない世界のような気がするし。
抽象的な話になってしまいました。
でも、今後 「オタク」「腐女子」を使う方、自称する方と 付き合わない・話さない、ということではないです。
表面的には やること・書くこと・話す内容は 何も変わらないでしょう。
私が「自称したくないので、しない」というだけ。
みんなが 名乗りたい属性で 居心地の良さがあったらいいなと思います。
それでは、来る2020年 皆様が心身ともに健やかで、平らかででありますように。