ドアの猫穴

日々思うこと・感想文・気軽に出来るボランティア情報とか書きます。

寒さより、暗さに弱い

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ハーフ。

ひと月、まとまった文が書けずにいました。

SNSに行けば フォローしている方から ありがたいことに何もしなくても、どんなにイライラしていても ときどき楽しいモノゴト、エンタメ系の情報、などが降ってくるので、それをカンフル剤のように投与して、カラ元気で、言うなれば「元気な仮面」をかぶってました。

実生活では 自分からは何もせず、作り出せず、うごけず、アルコール度数が高くて安いをガブ飲みし、スナック菓子をむさぼり、苛立ち怒り、被害者意識を爆発させてばかりの、ひと月でした。

毎日、私と一つ屋根の下に暮して顔を合さねばならない家族。特に子どもたちには 困惑するような行動を見せてしまってごめんなさい。という思いばかりです。

でも心とは逆に、言葉になって出てくるのは

「忙しい!」という愚痴

「いま何してたかわからない! 何から手をつけていいかわからない!」という パニック感に満ちた言葉

目に付いた相手の欠点や落ち度をほじくり、「○○しなさい!」という命令ばかり。

 

自分にウンザリすることが蓄積しています。

 

ウンザリを加速させるのは またこの季節ならでは ということもあります。

 

冬は好きではない季節。冬の景色を見るのは、好き。

じゃあ何で気がふさぐのかと考えると

 

ただもうシンプルに 「寒いこと」 「日照時間がみじかいこと」 。

 

特に「日の短さ」に、気持ちがふさぐことが多いと、年々感じるようになりました。

文明による助けを借りることは出来ます。寒さに対しては暖房があり、服を着込むことができ、暗さにはスイッチひとつで灯りをつけられる。

でもどんなに、光熱費度外視で皓々と明かりをつけてみても 太陽の光と電灯では違います。

 もっと極端に日照時間が減る、極圏に近い地域に住んでいる人が、日が昇らない時季にうつ症状になるという話、とてもよくわかります。

朝、お日様が昇り日光がふりそそぐ、という繰り返しのリズムがどれほど精神に影響を与えているか。神秘的でもなく信仰対象でもなく、食べ物からとる栄養のように 心身のエネルギー源としてゼッタイ必要だ! と思います。

なので 私は空気が乾燥しても 天気が良いほうが嬉しいです。

用がなくても日差しがある時は外に出たい。日差しを浴びるといくらかでも調子が良い。と最近ますます感じます。

 

日照も寒さも、自然の摂理なので 逆らうことは出来ません。

まったく季節に連動する心の波を「無」にすることはできないけれど

イライラをぶつけず、激情に走らない、親しい人にも自分にもやさしいおだやかな暮らしが出来るようになりたいです。

 

それでもほんの僅かですが こうして書くことができるようになった、客観視出来るようになったということは 状況の変化の兆しが見えてきたと思います。

 

その出来事については、また次回に書きます。では。