ドアの猫穴

日々思うこと・感想文・気軽に出来るボランティア情報とか書きます。

連休中に見たもの・聴いたもの

庭に一輪だけ咲いた牡丹

牡丹

連休中に 家で見ていたものや聴いていたものの話です。

超テクノ法要×向源

 ニコニコ超会議に参加されていた 「テクノ法要」×「向源」ステージを生放送で観ていました。宗派を超えたお坊さんたちがセンスと技術を駆使した 読経や法要、色々なジャンルの音楽とのコラボステージです。

合間のお坊さんによる、ふだんお寺に縁のない人の心に寄り添う法話や 仏教の基礎知識のお話、浮かばれない動画の供養wなども とても楽しかったです。

www.walkerplus.com

東京国立博物館の仏教芸術展示とのコラボイベントがあり、その様子もネット配信で知って、以来テクノ法要が好きでして。


テクノ法要ダイジェスト

今回初めて知って気になったのは お念仏×レゲエ×エレクトロ音楽ユニットの 『Tariki Echo』 でした。早速アルバムをダウンロードしてヘビロテしています。ユラユラ~~ふわふわ~~...とします。


ブッダサウンドダイジェスト

『向源』イベントにも いつか参加して 生で聴いたり お坊さんとお話してみたいですね~

kohgen.org

思えば仏教は 歴史の教科書を紐解いてみても 大陸から日本に伝来した時から 文学・芸術・哲学・医学・土木技術など あらゆる分野の新しい知識と一緒でした。

「伝統」とはむしろ対極にあって、常にその時代その時代の衆生の思いを汲み取りながら 変化の最前線にあって、変わり続けているものでした。

「仏教らしいってこういうのだよね」が凝り固まり、権威になりそうになった時には(鎌倉時代の仏教が、教科書的にはいちばん顕著に書かれていますが)批判し、改革していくグループが現われる...というスタイルなので、どんな媒体を使って、どんな布教方法を用いても すべて「これが『いま』の仏教」として包括されていく。宗教の形を破り続けて届かせること、「エッジ」に立とうとすること=即ち、仏の道なのかもしれない。

という不思議なことになってて おもしろいなあ~、と思いました。

子ども科学電話相談

これまで学校の長期休みに放送されていたNHKラジオの番組『子ども科学電話相談』が 4月から毎週日曜午前中に放送されるようになりました。

www4.nhk.or.jp

さらにこの連休は即位の日以外の毎日放送され、日替わりの回答の先生の登場が本当に楽しみで、ずっと聴いていました(サイト・アプリの聞き逃し放送で、この連休中の放送を追っかけて聴くこともできます)。

「大きなおともだち」の人気も高い番組で、好きな方はそれぞれ推しの回答の先生がいたり お気に入りの名回答・珍回答があったりします。

ちなみに私は特に推し先生はいないんですけど 人気の先生は、共著も出されている 恐竜の小林快次先生&鳥の川上和人先生でしょうか? おふたりのコンビ回を楽しみにしてる大きいおともだちは多いですw ほかの分野にも個性的かつ研究の最前線にいる先生がいらっしゃって(ブラックホールの撮影に成功したプロジェクトチームの本間希樹先生など)、回答スタイルも色とりどりのカラーが出てます。

「回答内容が大人も知らないことで ためになる」「質問する子ども達がかわいい・やりとりがおもしろい」などの理由もありますし
「大人になって『疑問に思うことすらなくなってしまった』身の回りのことに気づく、子どもの視点や観察眼にハッとさせられる」。
「どうやったら子どもに理解できるようにわかりやすく伝えることができるか、先生がたの言葉えらびがとても参考になる」というのもありますね~。

また先生がたが自分の分野の研究について語るとき、苦しい時・忙しい時があっても いつも「楽しそう」にお話しするのが 大人には耳が痛かったり、うらやましくもあったり、自分もこうありたい、と思います。

第一線で活躍され成果を出している方に、周りにどう思われるかを気にしているヒマはない。そして、成果を出してもおごることもなく いつも「次」のことを考え追い求めている、それも とてもとてもとても「楽しそう」に...、というのがですね! 理想だけれどむずかしいことだと感じます。

これからも毎週の放送が楽しみです!!

 

 

鳥類学者 無謀にも恐竜を語る (新潮文庫)

鳥類学者 無謀にも恐竜を語る (新潮文庫)