甥っ子(5歳)のパワーに圧倒されて帰ってきました。しばらく昼寝していました。
ふと、ダンナと話していて思い出したのですが。
日中合同の鉄鋼プラント建設事業を通して、偶然再開する・・・という話。
あのドラマの、国内ロケをうちらの地元でも撮ったんですね。
その頃ワタシは高校生、ダンナは社会人2年目くらいかな。
うちの学校から男子学生がエキストラで呼ばれました。
日給5000円。おいしいなあ・・・。でも男子だけだったのよ。
ダンナの方は、まさに職場構内がロケ現場で。
「今、カメラ来てるから他の道回って!」と言われて
大変仕事の邪魔だったそうです(笑)。
ああそうかあ、面識なんかなかったけれど、
そんな前から同じ街にいたんだね。
もしかしたら駅前ですれちがってたかもしれないね。なんて。
でも、もし万が一、当時のワタシと彼が知り合うことがあっても
決して仲良くなることはなかったと思う。
高校生の頃のワタシなんて、少しでも人と変わったことをすることが『個性』だと
勘違いしていて、
だから恋愛も「型にはまった感情だ」と断じて嫌っていたし、ましてや結婚もしない!と断言していたし、
とにかく男の人に頼らず生きていくことが「自立」することで、それが出来る人が「強い」と思っていたから。
一見、ちっとも頼もしくない彼の良さに気づくこともなかったと思う。
いろいろと、殻が固かったから。
その殻を解きほぐすには、やっぱり一度広い世間を見て、いろいろもまれて、帰ってきて・・・という経験が絶対必要で、
この年月が、無駄なことなどひとつもなく、彼との出会いを準備してくれたんだと思います。
うーん、だから、何を言いたいのかと言うと、
今、相手がいない人も、今の毎日、一日一日が、いつか何かのための
準備期間なんだよ。ということです・・・。うん。