ドアの猫穴

日々思うこと・感想文・気軽に出来るボランティア情報とか書きます。

河合隼雄氏逝去

本で読む河合さんの文章はもちろん標準語なんだけど、TVを見てて、実際のカウンセリングというのは生の対話だから、河合さんのとこへ来た人みんな、この関西弁を聞いて帰るわけで(笑)、それだけでも元気でそうだなあと思った。

『希望を持って待つ』(2005年4月24日)

 

ホントに、もう何て言っていいのか。残念です…

養老氏曰く「まともな人」がまた一人いなくなってしまった。

去年の8月に、今修復してる高松塚古墳を視察に行った後で倒れられて。

そのまま意識が戻らなかったのですね。

 

眠りつづけてる間、オッチャンはどんな夢見てはったんやろ?

今はどんなところにいてるんやろ?

 

いつオッチャンの本に出会ったのかはハッキリ覚えてないけど、やっぱり中学生だったと思います。思春期の嵐の中を、灯火になって一緒に歩んでくれた大切なことばたちが、今でも我が家の本棚に詰まっています。

これからも、心が弱ったとき、遺された著書を大事に繰り返し読みつづけていきます。