ドアの猫穴

日々思うこと・感想文・気軽に出来るボランティア情報とか書きます。

『最澄と天台宗のすべて』展に行きました。

本当に久しぶりの、上野のお山! 東京国立博物館! 観てきました〜!!

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御朱印梵字ラテと天海僧正ブロマイドよ~(ブロマイドちゃう)

こちらのトーハク平成館の展示会場、ミュージアムショップには企画展限定御朱印が数種類あり ラウンジにいらっしゃるお坊さんに日付を書き入れていただけます。

ラウンジには、かの天台宗総本山・比叡山延暦寺と、麓の坂本の町の観光案内コーナーも設けられていました。(麒麟がくる…)

 

国宝・重文オンパレードでした…ッ。最澄・円仁・円珍らが、唐に渡って学び、持ち帰った教えと宝物の数々。

文化財でもあるけど、日本各地のお寺で大切にされている仏様が、最澄の縁のもと、一堂に会す大規模な「出開帳」でもあるんだ…と思いました。長く信仰され拝まれてきた、本物が持つオーラというのか、そういう空気が会場に充ちていたような。

...信長が焼き討ちしてなかったらもっとすごいもの色々残ってたのよ、というキャプションがちらほらと…(記録は残っている)だいたいノッブのせい...(byニコニコ美術館)

比叡山根本中堂内の「不滅の法灯」の再現展示もあり、とても厳かでした。比叡山、遠いけど、いつか必ず登る! と思いました。

 

歴史好きな方なら言うまでもなくご存じのことではありますが、上野にある「東叡山 寛永寺」は江戸天台宗の本山で、江戸城の鬼門守護のため、同じように京の鬼門にあった比叡山を江戸に再現し「見立てる」設計で作られました。上野の山が丸ごと寛永寺の境内だったわけで。幕末の上野戦争までは。いま博物館や動物園がある場所も、焼けなければすべてお寺だった。そこここに名残があるけれど。この企画展が行われるのに、なんと相応しい場所でしょう。

 

そんなわけで寛永寺さんにもお参りしました。

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両大師堂には七五三の家族がたくさん。

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久しぶりに大好きな上野を散策出来て楽しかった!

 

ところが帰り道に体調不良(貧血)で動けなくなってしまって(後日追記します)、近くの駅まで迎えに来てもらうことになってしまい…。家族に申し訳ない。しばらくは、出かけるのを見合わせます。またコロナウイルスの感染者数も増えてきてしまったようですし。

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トーハクの前庭の、プラタナスの巨木