『プロフェッショナル仕事の流儀 小栗旬スペシャル』 を観まして。
正直、鎌倉殿を観るまでは、オラオラしてるというか、恥ずかしながら「かっこいいかもしれないけどちょっと怖い人」と思ってて(ご本人の仰る、破天荒な役者が目標だったお若い頃のイメージのままだった)。
今回の番組で 一緒に仕事をする共演者・スタッフさんへの 「みんなが気持ちよく力を発揮できる現場にしたいんだ。自分の年代の俳優は、そういう風土へ業界を変えていく役割を担ってるんだ」 という、繊細な気配り・自負に、すごく驚いた。印象がガラッと変わりました。
三谷さんが、あて書きしたのかどうかは置いても、「この北条義時という、ヒーローからはほど遠く、正邪とも陰陽とも割り切れず、周囲に影響を受けて変化し続ける、そんな複雑な人物を演じるべくして演じている」 んだな...って感じました。
元気が出た番組でした...背すじが伸びる思いがした。同じ世代の自分ももっと回りを見るようにしよう、出来ることをがんばろうって...。
坂口健太郎さん演じる泰時くん...。装束写真が公開されただけで 義時だけじゃなく視聴者が救いを求めるように登場を期待してしまう...最愛の...息子...ッ