ドアの猫穴

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『国宝 東寺-空海と仏像曼荼羅』展に行ってきました。

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東京国立博物館で開催中の『国宝 東寺-空海と仏像曼荼羅』展に行ってきました。

toji2019.jp

ニコニコ美術館の解説番組などで予習したりしつつ、平日の朝に到着しましたが...すでに会場内はかなり混雑していました。でも、観に行けて良かったです!

 ちょうど東寺の僧侶の方のミュージアムトークといいますか、「ココに注目して!」 が聴けました。メモをとりながら聴きました。

お坊さんの視点から強調したいのは、今回の展示物は、美術品・歴史的記録物としての価値はもちろんあって 国宝・重要文化財に指定されているものばかりなのですが、何より東寺では この2019年のお正月にも 後七日御修法(ごしちにちみしほ)という実際の法会(祭儀)で使われた「実用品」であり続けていること(法会を行う道場内を再現した展示もありました)弘法大師空海が唐に渡った時代から連綿と継承されてきた 生きた信仰のしるしである...ということでした。

密教法具など 唐代のものを今も使い続けているという、途方もない時間を超えて目の前にあるんだ...ということに、何だかめまいがしそうでした。

金剛界曼荼羅図を見るのに、刀の鑑賞のために買った単眼鏡が大活躍でした(吊るされてるので上の方が遠い) 円の中に座る大きな仏様の外側の、◻︎の区画の中も、じつは無数の仏様のお顔がビッシリ埋め尽くしてるんですけど、事前にお坊さんに「そこを見てね」と教えてもらっても単眼鏡がなければ視認出来なかったですね… 集合体恐怖症の方にはオススメできない感じです;

音声ガイドもステキだった…佐々木蔵之介さんの声も良いし、あとやっぱり(東寺だけじゃないけど)ボーナストラックに入っていたお坊さんの、人に聞かせるために訓練した声色と抑揚って耳に心地よいですね…。

第四章の15体(東寺に安置されているときは21体)の仏像によって表現される「立体曼荼羅」も「林の中を歩いているよう」という触れ込みの通り、正面から見るもの、という仏像鑑賞の常識をくつがえす楽しい体験でした。

いずれ必ず東寺さんを訪ねて今度は本堂とともに味わい、拝観してみたいです。

 

あと、これはトーハク行ったらみなくては、な黒田家江戸屋敷の瓦です(トーハクに入って本館に向かって左の、法隆寺宝物館への道の途中にあります… 木陰なので大きいけどけっこうわかりづらい)

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観たい展示やイベントがありすぎて… なんやかんや月一ペースで上野に通いそうな勢いです… (夏休み中は三日月宗近おじいちゃんの展示があるよ)(科博にはダイナソー小林監修のむかわ竜の実物骨格が来るよ…)