ドアの猫穴

日々思うこと・感想文・気軽に出来るボランティア情報とか書きます。

東京国立博物館と、信長の忍びイベント。

土曜日はトーハクこと東京国立博物館に行き、その後「信長の忍び」キャストの皆様出演のイベントに参加しました(昼の陣のみ)。

タイル文様が美しかったトーハクの壁と黒電話

トーハクの壁と黒電話

お目当てはもうすぐ今年度の展示期間が終わってしまう ゲームでおなじみ平安時代生まれの太刀 国宝「三日月宗近」でした。

刀剣の展示室に入ると列は出来ていたけれど、午前のせいかそれほどの混雑ではなかったかも。目に焼き付けるつもりで 写真は撮ってないけど、かの三日月宗近の特徴、ぽっかり浮かぶ月形の刃文「うちのけ」はシッカリ確認できました! 何度も訪れてるらしき人が「みかち、朝のほうが輝いてるよね」って言ってた...生きてる...おじいちゃん朝型...。

年配の方や男性が三日月列を見て「この刀はなんでこんなに並んでるんですか」と何度も尋ねていて、都度列整理の人が理由を説明していらっしゃったのが 何だか勝手に申し訳ないような よくわからない気持ちに。

他の本館常設も見ました。漆器と陶磁の部屋(刀剣金工の部屋を挟んだ両隣)が、秋草や菊など 季節に合わせた意匠の展示になっているのがとても...とても素敵であった...。一つすごくお気に入りになった、蔦の葉文様の蒔絵手箱がありました。

すべてのものに言えることですが こうして所蔵された国宝や文化財は 「もはや失われた高い技術や作るための資材によるので希少性が高い」「歴史考証の上で手がかりになる」...など様々な観点・基準で「博物館に収められるべき、大切なもの」と見なされているわけだけれど

とにかくも 「人の一生より遥かに長く、数世代数世紀を経て、なお今も在るのだ!」という、圧倒的な「時間」をその内に秘め、外に向かっても静かに発散し続けているんだなあって。

それは目に見えないし 観測も出来ないものだけれど、実物を前にしたら確かに感じられるものだなあ、と思います。

東洋館のほうは、外観と中のギャップがあります。中はピカピカ。こちらの企画展が アジアの占いと呪詛だったんですが 上野公園の中で見つかった「本物の」呪いの藁人形が展示されてて。五寸釘が3本ぶっ刺さってる! ヒッて声出ました...。これ撮影OKでも撮っちゃダメなやつだ...見つけて保存してた研究員の方の肝の太さスゴイな。

たぶん、小学生のころ行ったきりの久しぶりのトーハク。時間の重みが積もった建物以外は、どんどん新しい試みで展示を工夫し フランクな楽しい雰囲気に変わって行ってるなあ、と思いました。

続いて池袋へ移動し「信長の忍び」アニメのイベントへ行きました。

最初はどんなテンションで居たらいいのかわからなくてドキドキしたけど、始まったら笑いっぱなしで楽しかった...「生アフレコで第0話再現」や、イベント書き下ろし朗読劇でプロの技を観ました...!

ステージから餅まきとかも! ワタシが子どもの頃は、近所で新築の家があるとまだやってましたよ上棟式

昼の部で出たアフレコエピソード話なんですが「ゆったりとしかしゃべれなくて尺に収まらない梁田さん(遠藤役)への容赦ないダメ出し」「皆が『じゃあなぜこのテンポがマッハなアニメにキャスティングした...?』と思った」が目に浮かびすぎたww トランスフォーマーのアニメで貫禄ある敵ボスしてる梁田さんが好きなので。

好きな回の話をすると、思い出し笑いが止まらなくて、しゃべれなくなる村瀬さんとか可愛かったな...!

勝平さんがディープな原作ファンなのは前からおっしゃっていたけど、他のキャストの方々も皆原作を深く読み込み、愛をお持ちなのだな、と。アニメ続編も待ち望んでいるんだ! ということがひしひしと伝わってきました!

DVD/BD発売が決定したので、これからも応援していきたいです! 3期をぜひ!!

とにかく、一日とても楽しかったです!!