ドアの猫穴

日々思うこと・感想文・気軽に出来るボランティア情報とか書きます。

近ごろのこと

twitterがエンジニアの大量解雇により、もしかしたらサービスを停止するかもしれない...という、パニック手前というか騒然としたことになったけれど。

様子を見ていたら どうやらその事態は避けられそうだけれど、やはりあの、新しいCEOの方針は「あやうい」と感じます。早速、トランプ氏のアカウントの永久凍結が解除されたことに現れている。お金と権力持ったもんがちの世界だなって。

このままだと(今までもちゃんとしていたとは言いがたいけれど)差別やヘイトツイートを容認してしまうSNSへと向かってしまうのではないか。それはサービス自体が停止することよりもおそろしいことなのではないか...と思います。

聞こえにくい声を、遠くへ・広く届ける機能を、失わないで欲しい...と、twitterに対しては願いつつも。

私じしんはあまり「他の居場所」というのを求めてなくて、もしtwitterがなくなって、または使うに耐えない場所になって、ご縁がなくなってしまう方やモノゴトがあったら、それは諦めるほかないのかも。という、無常な気持ちになっています。

結局どこも(仮)の場所という気がする。自分はどこにも所属できない人間のように感じてるのと、どこかを「ホーム」にすることが そこにいる人たちへの執着・依存になりそうで怖いです。

すぐ飽きたり、いささいなことで嫌気が差して離れてしまうし。今の状態がちょっと、「つながり過多」という気がしてるから。

義時どーもくんに本体グッズ(?)が装備されました🌰

勤め先がわの都合で少し仕事の内容が変わることになり、新しい業務を教わりに別部署に出かけたりしています。

不安もあるけど楽しいですね...。教えてもらうということは、その間人と接する時間が増えるということで、とくに相性が良くも悪くもない方が先生なのでw、他愛ない雑談もできてストレス貯まらずにすんでるな~と感じます。ぜんぶ1人で担うわけじゃないし、この機会にできることを増やしたいと前向きにとらえてます。資格も取ろうかなあって。

 

気がかりはずっと、家に居る息子と帰らない(帰ってきたらずっと寝たきりの)夫のことです。気にしだしたら、キリがないのだけれど。

 

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なんでもない日

昨日、娘10歳と一緒に出かけて、買い物して遊んで夜寝る前に「今日は楽しかったね」「うん楽しかった、おやすみ」と言って眠りにつくことができた。

毎日仲良くないし そんな穏やかな日ばかりじゃない。でもそのささやかな挨拶を交わせたことで「ああ今日はいい日だったな。しあわせだな」と思えました。

鎌倉殿の13人の源実朝をめぐる色々まとまらない気持ち

鎌倉殿の感想、第39回について。ボロボロに拙くても書き残しておきたくて。実朝の繊細な感情、和歌に込めた思いについて。

実朝様が和田義盛の館をお忍びで訪れた時に出会ったシャーマン、「歩き巫女」の言葉。

「これだけは言っておくよ。おまえの悩みは、どんなものであっても、それはおまえ一人の悩みではない。遥か昔から、同じことで悩んできた者がいることを忘れるな。この先も、おまえと同じことで悩む者がいることを、忘れるな。悩みというのは、そういうものじゃ。おまえ一人ではないんだ。決して」

三谷さんの舞台作品でまったく同じセリフが出てくるのだそうですが、今回のこれってテレビの前の 「同じことで悩んでいる者」 へのメッセージだと思いました。

このドラマの実朝は(中世の権力構造に伴う男色でなく現代的な意味で)男性の泰時に恋心を抱き、女性である妻・千世との性的関係を望まない人でした(このセクシャリティは似ているけど違うものだと思うので併記しておきます)。

彼の和歌も、想い人である北条泰時への恋と、失恋を詠んだ歌であった…ということが35回から少しずつ積み重ねがあり、39回でかなり明確になりました。
鎌倉殿はフィクションであり、歌の解釈も三谷氏による、実朝に子がなかった史実を下敷きにした「二次創作」です!...といえばそうなんですが、大河ドラマが観られる人の層、範囲と影響力を思えば

「問いたいものがあって、そういう人物として書いた」

と受け取っています。奇をてらったようにも、特定層への 「サービス」 として出てきた表現とも感じなかった。

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信長

「何故じゃ。何故みなわしに背を向ける」

激怒しながら泣きそうだったり。泣いてる時は激怒してるように見えたり。なんで泣いてるのか自分でもわからない、という…ずっと描きたかったけど それらの複雑な表情を描くのが難しくて長いこと直してました。何とか完成して良かった。

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