ドアの猫穴

日々思うこと・感想文・気軽に出来るボランティア情報とか書きます。

「見とこ、行っとこ、トコトコ四国」読みました

だいぶ前に読み終わってたんだけど、やっと感想(というかこれから感想文消化キャンペーン。自主的に)。

四国四兄弟」著者の方による、実録ご当地見聞シリーズの第2弾「見とこ、行っとこ、トコトコ四国」。著者:もぐらさんの地元・四国を巡る旅(といっても、お祭りの日程の関係等で一気には周ってないですが)のマンガです。

見とこ、行っとこ、トコトコ四国

今までの偏見では総合して「道が細くて運転が大変そう」だなと・・・(千葉も山ん中はそうですけど)なにその偏った「水曜どうでしょう」知識。

あとうちの母は四国・中国地方が好きでしょっちゅう旅行に行ってて一人でも行っちゃうくらいなんですが、マンガにも出てきた徳島の大塚国際美術館がオススメと言ってました。そんな伝え聞きしかない、縁の薄い地域でした。

でも今回このマンガを読んで、小さな島の中にバラエティに富んだ文化や自然が詰まってるんだなあというのがよくわかりました! 川も海もきれいなんだろうな~!

北海道の義実家に行くと、たぶん香川1県と同じくらいの面積がまるっと原野っていう場所を通るので・・・どこまで行っても同じような景色しかないので、対照的です。

通しで読みったところで、四国四県でいちばん印象に残った&行ってみたくなったのは、いちばん強烈なウリがない愛媛でした。 (※あくまでもこのマンガからの印象)

徳島→阿波踊り!! 高知→よさこい!! 香川→うどんうどんうどーん!!

という各々押しが強いアイテムがあるんだけど、愛媛はちょっと弱い。みかんとか俳句とかお城とか・・・穏やか。タルトの種類が実はこんだけあるんだよ! とか。細かい。(笑

でも、なんとなく、だからこそといいますか。行って滞在して、マターリしてみたいなあと思ったのでした。そういえば道後温泉がありますね。「四兄弟」のキャラクターとしてもいちばんかわいいのは媛姉ちゃんだと思っています!(力説) 愛媛人のもぐらさんの、無意識の愛情が詰まっているからなのかも。ほけほけ~。

東京通勤圏の「自分たちがスタンダードなんだよ」みたいな、それでいてあまり郷土愛ないし、地元よく知らないし、いざ遠くから来た人と遊ぶとなるとTDRだよねー、っていう地域色がうっすい場所に住んでると

「ああうちのエリアでは、こんなおもしろい紀行マンガ描けないよなあ」なんてちょっとうらやましく思うのでした・・・。

瀬戸内海の小島も含めていつか行ってみたい! です。

ちなみに「とこトコ」第1弾:関西編はこちら↓

見とこ、行っとこ、トコトコ関西 (単行本)