ドアの猫穴

日々思うこと・感想文・気軽に出来るボランティア情報とか書きます。

何か事件が起こるたびに

なぜ眠かったり、疲れたり、めんどくさかったりしても、

仕事を続けるのか、というと

やりがいがあるから、とか

職場が自分を必要としてくれるから、とか

おカネが欲しいから、とかあるんですが、

社会とつながっていることが、とにかく

「狂わないための秘訣」だと思うからです。

人は社会的な生き物で、死ぬまで未熟児みたいなもので、

どんなに人間嫌いだ、ひとりが好きだと叫んでみたところで

無意識に、心のどこかに誰か、支えてくれる相手がいるから、

そんなことも言ってられるのであって。

人とのつながりをホントに失ったらそれはもう

人ではない化け物になってしまう。

昔は、人同士のつながりを絶たれることがそのまま死につながったから

みんな当たり前のように、表に出て汗流していたんだろうけど、

今はなんとなく生きていけちゃうシステムになっているから、

意識してつながってないと、切れやすい。

学校に行かないで引きこもっていたとき、何も嫌なことをしなくていい

気ままな暮らしだったけど、どこか怖い気持ちになっていて、

それは、自分の中でそういう怪物が妄想を食って

育ってくるのを感じるからだと思う。

自分は、いい加減なところで自衛本能が働いて

感情を爆発させて泣いたり、カウンセリングの門を叩いたりしたので

自殺も他殺もなくて済んだ。危うかった。

自称ダメ人間でもいいから。

相手が血のつながった人間じゃなくてもいいから。

誰かとつながっていよう、外の空気を吸おう。