1970年代に作られたが、長いこと埋もれていた特撮作品のリバイバル放送
…というテイで制作された、ものすごく手のこんだ令和の特撮作品『タローマン』の劇場版を観ました。プチプチノイズが入る...フィルムのざらつきが返って美しい...。
タローマン 配信でTV版を全話見られる環境だったことに気づいて とりあえずサクッと観ましたが…
昭和特撮よりも 自分にとってすごく近い味がしたものがあって
あれです 初代トランスフォーマーのアニメ(1985)。
冒頭5分観れちゃう "EXPO EXPLOSION" て...
TV版では、サカナクションの山口一郎氏がゴジラシリーズにおける、佐野史郎氏みたいな(※架空の)スタンスで、タローマンの再放送世代のファンとして、タローマンに夢中だった幼少期の思い出(※存在しない記憶)や、秘蔵のタローマングッズ(※売ってない)を、熱をこめて紹介するミニコーナーが付いています。アレ...ほんとにやってたのかも、タローマン...私が観てなかっただけ?? という、胡乱な気持ちになってきます。(おかしい...)山口氏は劇場版にも出演されてます。
劇場版も、すごく良かった、楽しかったです!!!
マジメな話...ものかくひととして、ひとつひとつの言葉(作品内ナレーションや解説、主題歌の歌詞、ほとんどの実際の岡本太郎氏の言葉)に、やはり思うところある。想像よりストーリーしっかりしてたし このまさに万博が開催されている、現代の世相、その滑稽さ、に迫る内容で…そうそう、岡本太郎 あれだけのものを作ってても アンチ万博だった、それを踏まえてる。
作ってる人々が丹精こめて、でたらめをやってる…岡本太郎の理念をすごく丁寧に、大事にしてるのが伝わってくる、太郎の人柄も作品も大好きなんだな(ご本人は 好かれたらダメになる! とおっしゃるのだろうけど)。それが観た人にビリビリ伝わってくる。なんて真摯にでたらめてる(動詞)んだろう…
でも、ぜんぜん「変な電波を受信した人たちが、キマッて作っちゃった映画」と受け取っても、OKで…💥 たぶん、そう言っても作った人たち別に怒らないと思うな。とにかく、でたらめです!!!
後ろの席の老夫婦が終始とても楽しそうにご覧になっていて、終わった後マダムが「なんだか小さい悩みが、どうでもよくなっちゃうね☺️」とおっしゃっていた。よかったです、私もです☺️ 正義奇獣・水差し男爵かっこいいよね。人気投票(そんなのはしてない)1位も納得です。
タローマンのスーツアクターは、パントマイマーさんなんですね。すごいキレキレかつ珍妙な動きをしていた。肉体で芸術は爆発だ~を語っていた。
どうしてだろう…
— 岡村渉 (@wataruokamura) December 6, 2024
ここに立つと…
このポーズ…
決めてまう。
ψ(`∇ ´ )ψ pic.twitter.com/KM0JjIIlx0
とてもまじめなテーマの映画も、のめりこんで観るし、かたやこういう映画も楽しむ(いや『タローマン』も至極真剣な作品だが???)という、反復横跳びの感受性をなくしたくないなー。秩序と常識に頭を乗っ取られたくないぜェ! という気持ちになりました。

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