ドアの猫穴

日々思うこと・感想文・気軽に出来るボランティア情報とか書きます。

旅から帰ってきました

網走18度→東京32度の気温差が体にこたえる...。

知床

1日目

2日目

3日目

4日目

 

一部マイナースポット(ダンナさんの個人的思い入れ)が(笑)。

生まれ故郷を見ながら思い出話をしている顔が、とても楽しそうでした。

向こうの両親や兄弟姉妹の心遣いもありがたかったです。

 

ダンナさんが夕日をみるたびに「道東では、太陽がちゃんと水平線に沈むんだけどね」と言っていた意味が行って見てやっとわかりました。

ワタシが見てた夕日って、スモッグの層の中にかすんで消えてたんだね。

空も山も海も、ハイビジョンになったみたいにクリアに見える!

なんでもない風景がいちいち鮮やかでスゴかった。百聞は一見にしかずでした。

そりゃ毎日ああいう絶景を見て、おいしい空気を吸って、雪を掘りながら新聞配達して、ヘコんだらチャリンコで150km走って(笑)・・・なんて育ち方したら、こっちの人とはものの見方も感性も違ってくるのが自然だよなって。

 

決して便利に暮らせない厳しい気候だけど、生物としての強さは育つ場所だなーと思いました。

あそこから、人も車もいっぱいの、セコセコした街に一人で出てきて働くのは

それだけで相当ストレスなんじゃないかな。最初はギャップに苦しんだだろうな。

ホントは帰りたいんじゃないだろうか。一緒に帰ってもいいですよ...。

 

旅の感想としては的外れかもしれないけど、改めてダンナさんへの尊敬の念が湧きました。

バリバリ働いて稼ぐことも大事。

でも星座の名前や野鳥の種類をたくさん知ってる男も、同じくらいカッコイイ。

 

今まで想像するしかなかった土地を訪れ、自分の目で見て、彼と共有できるものが増えたことがとても嬉しかったです。

道ばたのエゾシカ