小学校中学年くらいからを対象にした内容。
思い切ったなあ、よく言ってくれたなあ、という書名。
帰りのバスを待ってる間に、立ち読みで読めてしまった;
わかりやすく、明るい語り口で、純粋に共感しました。
教室の派閥関係がイヤで、学校を休み(サボり)がちだったワタシ。
振り返ると、どうしてたかが40人くらいの狭い社会に適応出来ないことで自殺を考えるほど絶望したりしたんだろうと思います。
でもあの頃は、そこが世界のすべて、というふうにしか考えられなかったな。
「わたしのような協調性のないのが働ける場所なんてない」と、鬱々していたときもあったけど
いざ飛び込んでみたら、心配してたほど周りに合わせなきゃいけないって場面が少なくて驚きました!(笑)
むしろ「ワタシでなきゃできない」とか「自分が動かなきゃ周りも動かない」ことの方が多い。
そこで「一人でどうすればいいんだろう」って苦労しちゃう人も多いんだろうけど、
ワタシにとってはすごく楽しくて、ラク(笑)。大変なこともあるけど充実してる。
仲の良い友だちはいなくても、学校にはいなかった知恵のある助言者や、人生の先輩や、鍛えてくれるお客さんが(苦笑)たくさんいますから。
一人=孤独じゃないんだよね。
今までは一人で居る訓練をして来たんだな、
自由の身になるまで、気長に生きててよかったな(笑)と思っています。
こういう、「学生の常識が社会の非常識」みたいなズレってあるよねえ・・・
何とか是正できないもんかな。
今現在、悩んでいる小中学生に読んで欲しいです。
そして自分は子供に「それは友だちじゃないよ」と言える、勇気のある親になりたいです(いつ?)。