ドアの猫穴

日々思うこと・感想文・気軽に出来るボランティア情報とか書きます。

お隣りさんがエルフだったら?

NHK『地球大進化』という番組を観ていて思ったこと。

現存人類であるところの、ワタシらホモ・サピエンス以外に、

絶滅してしまった系統の人類が、わかっているだけで約20種もいたそうです。

有名どころでいうとネアンデルタール人とかですね。

結局、自然淘汰のキビシイふるいにかけられて、生き残ったのはたった1種だけだったわけだけど・・・

もし、これら異系統人類、もしくは異種知的種族が今も生き残って私たちと共存していたら、どんな世界になってたかな? と想像しました。

いや、ふと「ネアンデルタール人のイラストに甲冑着せたらドワーフっぽくない?」と思ったもので。(笑)

伝説やオカルトみたいに、いるかいないのか怪しい状態で生き残ってて、ある日突然発見するのではなくて、いっしょに歴史を重ねて、そういう皆さんが隣に住んでたり、独立した社会を作って認知されてたり、そういうのが当たり前の世界ってどんなだろう、と思う。

世界史や地理の知識として「ヒマラヤの雪男の国家が何万年前に出来ました」「太平洋には人魚共和国があって、人口は何万で、特産は何です」とか言ってるような(笑)。

戦争したり、食ったり食われたりするかもしれないけど、適当なところで共存の道をはかるようになっていくと思うんですよね。

小説やゲームの世界じゃん、と思われるかもしれないけど、それもあり得たかもしれない地球の姿でしょ?

小人やエルフのような異能の人たちが、わりと最近まで生きていて、その足跡を神話や童話が書き残してるのかもしれないじゃない?

全然いなかったとしても「いて欲しいなあ」という古代の人の欲求が、そういったお話を生んだんだと思う。

そう、人間って一見、進化の頂点に立ってて向かうところ敵ナシなようでいて、実際は孤独な種族だなあと思う。

サルやイルカでさえ、今はまだこう感じてるんじゃないかなーと推測するくらいしか出来ない。

草木や動物は自分たちにだけわかる方法で「あいつら、またあんなバカやってるよ」と、ささやき合って後ろ指差してるのかもしれない。

食物連鎖の輪からはハブられて、とにかく殺して奪って暮らすだけの寄生動物みたいになっちゃってる。

自分たちでは歯止めも加減もきかなくて、危ない方向に突っ走っても止めてくれるものがいなくて・・・。保護者に見捨てられた子ども状態。自分で気づかないだけで。

もし、人類に通じる言葉を話せて、外部から客観的に見てくれて「アンタラ、ソレハチキュウニヤサシクナインジャナイ?」とつっこみをいれてくれる兄弟分みたいな生き物がいたら、ちょっと人間の社会も違う道をたどっていたかもしれないね。

・・・なんて、ちょっと妄想してみました。