日曜の夜、ホタルを観にいって来ました。ほんまもんの天然モンだよん。
ダンナが入ってる、ハンググライダーサークルの離陸(?)ポイントまで登る山道に、
この時季ホタルがいる、と前から言ってたので。
仕事でつらいことがあったとき、一人でそこに行って、真っ暗な海を見つめる習慣? があって、
そのときにホタルを見つけたそうです。
10時に出て帰ってきたのが12時過ぎでした。車が片道30分かかるから
正味1時間まっくら森を彷徨っていたことになりますね(笑)
ダンナが『そことそこにいる(ジェスチャー)』って指すヤブの中に目を凝らすと、ポッポッと緑色の光が!!
むかしは実家の田んぼにもいたんですが・・・ホント久しぶりに見ました。
そんなに明るくないし乱舞するほどまとまった数がいるわけじゃない。でも静かに点滅する様には感激。
なぜ光ってるのに、熱さも強さも感じないんだろう。不思議。
人間の目も、星明りだけでかなり山道を見通せることがわかりました。慣れれば。
帰ってきたら町の明りがまぶしくて、頭が痛い・・・。
何か眠っていた野性が目覚めた気分です(笑)。息を潜めて草の中にもぐっていると、目で見えないけどたくさんの生き物の気配が感じられました。
音は、うしがえるの鳴き声と、どこかで水滴が滴る音と、かすかな海鳴りと・・・
あのにおいとか気配がね。暗闇の怖さより、安心感のほうが強いんです。不思議と。
でもきっとダンナに比べたら、全然。感性は鈍いです。
彼、やっぱりシャーマンだよ、会社員の仮面をかぶってるけど(真面目)。第3の目があるよ。
何か見えざるものが見えてるっぽいときがたまーにあるもん!
ワタシ、自力じゃ全然ホタル見つけられなかったし・・・。
車を止めた場所まで下りてきて、
「おじゃましました!」と山に向かって頭を下げる彼が、いとおしいと思いました。