ドアの猫穴

日々思うこと・感想文・気軽に出来るボランティア情報とか書きます。

誕生日でしたー

9月2日は 自分の誕生日 兼 結婚(入籍)記念日 でした。

結婚に関しては、夫婦双方の努力によって積み重ねたものですが(・・・双方か?)

誕生日はワタシの母が頑張った日だよね、と思ったりします。

いちおうみんなでケーキを食べました。でもイチゴの乗ったショートケーキは息子しか食べないので

各自用のカットケーキを買ってきてそれぞれ食べるのがうちの方式。

前々からプレゼント何がいいかと問われて、赤子がいる身で何がいちばん欲しいかって

そりゃひとりでブラブラする時間! というわけで、諸々のお世話をダンナさんにお願いしてお休みをいただき、

やっぱりどうしても行きたかった横浜美術館奈良美智展に行ってきました!

原稿も終わっていないというのに! だって開催期間が23日までなんだ・・・(笑)

君や僕にちょっと似ている

11年前にも同じ美術館で奈良さんの個展があり、そのときは母と一緒に来ました。

前回も見た人がかなり来ているようで、そんな話をしている人たちもいました。

図録を買ってきて今パラパラめくっていますが

「作品とは、いったいだれのものなのだろう」という奈良さんにとっての今のテーマ、というのが

この前のおはようお姉さん本を読んだあとの感想とも何か不思議とリンクしていて、

驚きましたしおもしろかったです。また後日改めて感想を。

あとは美術館の近くのポケモンセンター横浜で、息子へのおみやげを買ったり

自分用のプレゼントをこっそり購入したり。美術館の半券提示でいろいろ安くなりました。

(主に娘が)心配で急いで帰ってきましたが、赤ちゃんの世話に慣れていない男の人に留守を頼むと

びくびく&ガチガチで、赤ちゃんにつきっきりになって、泣かれるのが怖くてずっと抱っこしてたりなんかして

一日終えると腕と肩が上がらず他の家事に何も手がつけられないままグッタリ、という状態になりがちですな。お、お疲れ様でした・・・。

お蔭様で娘は元気だったしワタシは伸び伸びしました。

リフレッシュしてお絵かき方面にも良い刺激になったと思います。

池田学

↑美術館の前のエリアが工事中で、その囲いに様々な作家の言葉が書かれていました。

ごく個人的なのですが 趣味界隈ですごく寂しいような悔しいようなことがあり

考えすぎて、トランスファンケット向けの原稿ももう描けない、やめちゃおうかと、つまづいて滞っていました。

が、身近なお付き合いがある方から世界の巨匠までいろんな作品に触れることで

もしひとりだったら全部投げ出していたかもしれないような気持ちから、わりとスルっと抜け出すことが出来ました。

客観的に見て「それが有意義か無意味か」に振り回されるな、というメッセージをもらったような。

ここで途中までやりかけたことを止めるのは、誰にとっても楽しくはならない。

ワタシのつらいなーという気持ちを、まったく関係ないはずの誰かにも感染させてしまうじゃないか、と思いました。

「自分がやりたかったことは何だったっけ」というのを見失わずに済んだと思います。

作品のちからって すごいなあすごいなあ! と思いました。