昨日、ふとしたきっかけで久しぶりに CHAGE&ASKAの 「GUYS」を聴きました。
「信じられるか・・・これ20年以上前の曲なんだぜ・・・!?」 って
自分より下の世代の人に聴かせたくなってしまいました(押し付けがましい)。こんなにカッコイイ歌だったっけ・・・歌詞も・・・ほぅぅ・・・。CHAGE兄のブンブンした動きはいつも可愛いけど(笑
同世代の方は一通り当時のチャゲアスのタイアップヒット曲はご存知と思いますが
このアルバム買って「この人たち、シングルカットされてない歌もすっげえ!」ということに気づかされました。
(※「GUYS」は「SAY YES」が入ってる「TREE」の次のアルバムでした)
「すごい、今まで聴いたことない感じがするコレ!」「日本人が作った日本語の歌なのに、情景が日本じゃない!」と思った。
(録ったのはだいたいロンドンでしたっけこのころのチャゲアス)
小学生の長弟も大好きでしばらく貸し出したら傷だらけになって返ってきたわ・・・
GUYS収録曲で好きなのは、あと
「野いちごがゆれるように」「クリムゾン」「HANG UP THE PHONE」とか好きです。
今聴くとまた違う味わいがあります。
自分の部屋で「野いちご~」を熱唱してて、ちょうど「♪恋して燃えた日は誰もなつかしい~」
のところで母が通りかかって
「なつかしがるような恋してないから、全然心がこもっていないねー(プ」みたいな
大変的確なコメントをいただいたことがあります。そんなリアル中二。
もうそんなこと言わせないんだからネェェェェ!!! (大人気ないみそぢ
GUYSのアルバムの中に入ってたブックレットはASKAさんのプチ詩集みたいになってまして
「子どものころ、玩具の武器を持てば自然と鳥を撃ったり、友達と戦争ごっこを始めた、
そんなことを振り返ると人間がいるかぎりこの世から戦争を失くすことはできないんじゃないか?」という
詩があって、周りの大人はみんな仲良くとか世界平和とか、まあ子どもに向かっては理想を言うけど
これが本音なのかな、とちょっとギョっとさせられたりもしました。
そんなふうに、当時のチャゲアスはちょっと背伸びした大人の世界を詞や音楽で
垣間見せてくれる人たちだったわけだけど
今も10代の人たちにとって、そういう憧れの大人になれる世界を持った歌い手さんって
いるのかなあ。と、ふと思ったりします。
「早くかっけぇ大人になりたいぜ!」と、思わせてくれるような人。
同世代の共感を呼ぶ・・・とか平凡な日常に感謝・・・みたいな歌はどんどん増えてて、よく耳にするんだけど。
そういう歌もあってもいいけど。なんかつまらーん!