バスで職場に通っているのですが、この春からダイヤが大幅に変わり運行本数がガクっと減りました。
職場の近くのバス停(その路線の終点)までバスが行かなくなってしまいました。それだけ採算の取れない路線だったということなのでしょう。個人的にはとても不便になってしまいました。
3月までよりも早く家を出て手前のバス停で降り、職場まで20分くらい歩くようになりました。朝余裕がなくなってしまったけど、毎日歩く距離は伸びたので「これも運動」と思うことにします。
ちなみに普段は乗らないけれど JRも、南房総を周る範囲の(要は人口が少ないエリアの)内房線の運行本数が少なくなりました。
いちおう首都圏・都内通勤圏と言われる地域ですら、人口減少は進み、過疎化の波は止められず、採算の合わない事業の「整理」は進んでいます。
田舎に住むのは好きだけど 公共交通を必要とする車を運転できない・持っていない人はますます出歩きにくくなりますね...。
良かったことは 今まで車窓から眺めていた、行きかえりに歩く道にもいろいろ発見がありました。
大分寂れてしまいましたが古くからの商家が多い通りで、レトロな佇まいの個人商店が残っています。
表は家具店や呉服店、その脇の立派な門構えの奥をのぞいてみると、重厚なお屋敷と蔵、石造りの防火用池があったりします。観光名所になるような規模ではないけど、ちょっとしたタイムスリップ感があります。
通勤は不便になったけれど 刺激になる面、良い面もあったなあということで。