ドアの猫穴

日々思うこと・感想文・気軽に出来るボランティア情報とか書きます。

親切な人は、誰なのか。

最近目にして、とても頷いてしまったつぶやきです。

https://twitter.com/Tuna__chan/status/744891921638662144

「あなたの悪口を言う人より『あなたの悪口を言っていたよ』報告してくる人の方が

あなたに害を与える可能性が高い」という言葉を、人間関係で困ったときいつも思いだす。

以前住んでた土地で、とても世話を焼いてくれて、でも「あなた、影で○○って言われてるわよ」って報告してきた人がいました。

最終的には健康食品の販売と、自己啓発セミナーの勧誘をしてきました。最初から、それが目的だったんだと思います。

一度断ったら もうあいさつしても目も合わさなくなったなあ。

「あなたはあまり好かれてないけど、私は違うから。私についてくれば守ってあげるよ」という すがるような気持ちに追い込みたかったのでしょう。

実際、その頃の私は 初めの子の子育てで かなり弱っていたので危ないところでしたし

そういう「寂しいな」という雰囲気が ターゲットにされた理由のひとつでしょう。

「引きずり込む目的の優しさ」って 怖いです。

陰口を言う人は、きっといたのでしょう。

でも「聞こえないところで言わないと角が立つ」と自覚して、隠してるところは、「わきまえてる」人たちなんだと感じます。

「陰」に秘められたもの、聞こえないものは「ない」のと一緒です。それで楽しいなら自由にどうぞ、と思います。

でも それをわざわざ引っぱり出して 本人に言いに来る人ってのは厄介です。

聞いた人がうろたえるのが 内心楽しくてやってるんだろうなあ。自分は何も労さず お手軽に人を不安がらせ、操作できるんだから。

「『こんなこと言われてるけど大丈夫?』じゃないよ! あんたから聞かなきゃ、大丈夫なままだったんだよ!!」と、叫びたい時もありました。

「私のことを思うなら、あなたは今後その集団と関わらないように、近づかないようになさって下さい。」と伝えましたが、また別の人に対して繰り返していたので 本意は伝わっていないようです。

小学生から、上記のご近所付き合いから SNSの時代に至るまで、いろんな時期に、似たタイプの人物に出会い、ほとんど同じようなことを言われました。

そして 「だから私と仲良くなりなさい」「私は味方。私が助けてあげる」と言っていました。

本人の孤独と支配欲と善意がゴッチャになってしまっている人なんだろうな、と思いました。

こういうこと 結構良くある話だし たくさんの方が経験されたことじゃないかな、と思います。

今いる場所では、他人の目を持ち込まず 目の前に居る私自身を見て判断する人に囲まれて、

時には厳しく叱ってもらいながら 長くお付き合いしてもらっているので それはとても恵まれたことだなあ、と思っています。

前述のように 人を動揺させ支配するのに 悪いうわさを利用するのは

そうでない方法で相手の心を動かすよりも、ずっと早くて手軽なやり方なのです。

楽しいことよりも嫌な話題によって印象づけられたことや、相手のほうが、人間は深く強く刺さるように出来てる(たぶん動物的な、危険を回避するための生存本能で)。

それを頭に留めて、「不安と悪意のサークル」に入会しよう・作ろうとしないように。

同じ方法で人を取り込もうとしたり 弱っている人を身の回りに集めて寂しさを埋めようとする、そんな誘惑に 何より自分がはまらないようにしないとな...と思います。