活版印刷のイベント「活版TOKYO2015」に行きました。
辞書を刷った活版の版組み...!
ワークショップ大体定員いっぱいになっちゃって出来なかったけど
この、あらかじめ樹脂板をセットした小型の手動印刷機(通称:手キン)で 栞の印刷だけやらせてもらいました。
低身長&非力なワタシは...1回レバーを下げるだけで息切れした。
これすごい力仕事じゃないですか... 作家さんすげェ。
でも、手で加えた力で版を押し付け、わずかに紙にヘコみを作りながら、インクが写る...という
わかりやすいダイレクトさ、っていうか 「手ごたえ」というのが なんだか妙に嬉しく、心が躍ります。
活版を使った作品を作られている作家さんも この「手ごたえ」のトリコになった方々なのだろうかー、と思いました。
漫画、イラスト、版画などいろいろな分野の作家さんの作品を 活版印刷でポストカードにするというコラボもありました。
でも個人的に惹かれるのは、やはり日ごろ印刷機に慣れ親しみ、特性を熟知している方が
それを考慮に入れた上で、デザインも担当されている印刷物のほうなんだなあ~ ということに気づきました。
純粋に「あ、これは欲しい! 買おう!」 と思えるかどうか? という視点で、ですね。
・・・・あくまで個人的に、です ハイ。
以下、つぼに入った出展者の方がた ↓
活版研究会さん
アンティーク加工紙の手触りが素敵すぎた。うー、こればかりは お手にとって触っていただかなければ伝わらない。
あと 九ポ堂 さんと Tokyo Pear さんのイラストがかわいかったの...買い漁ってしまった。
このイベントとは別なんだけど 名刺サイズの活版印刷をお安く作ってくれるキャンペーンをしてらっしゃるところがあったので。
発注してみることにしました(データから亜鉛版を作ってくれる)。 やっとデザインを決めたので
気に入ったのができたら、同人誌のオマケに付けたいと思います~。