なんとなく、電車に乗って市川の江戸川沿いを徘徊してきました。
今でこそ上総国在住ですが 産まれはこのへんなんです。
父が若いころ勤めてたのが江戸川に接して工場がある製紙会社で、私が産まれた病院も住んでた団地も川が目の前のところだったと聞いております。弟が生まれる前に父の生家に引っ越して、何も覚えてないですが。小学校にあがるころに製紙工場の見学と河原のクリーン活動に来た記憶はあります。工場で出る、断ち落とした紙の端(といっても元の機械が巨大なので黒板くらい大きい)を、ときどき父が持ってきてくれて、それに絵を描いていました。
しばらくして父は転職したし、もう当時の団地もないですね…そのころより川の水も、河川敷の公園もキレイになったんでしょうなあ、と思います。天気が良かったので思い思いに遊んでる人たちがたくさんいました。向こう岸の江戸川区の河原で少年野球チームが試合してるのが見えました。
市川市は、パン祭りの白いお皿でおなじみの 山崎製パン発祥の地でもあります。駅前には総本山みたいなヤマザキのビルがあって、1階はヤマザキ製品フルラインナップ! ってくらいの広い店舗とベーカリーで(特にランチパックの品揃えが多い)、2階はちょっとレトロなレストランになってて、そこでご飯(カツサンド)を食べました。
路地に入ると至る所に手作りっぽい思いやりベンチのようなのが設置してあって とくにこのごろ、都内に出かけるとちょっと座るところもなくて難儀するので、すごく優しい街に感じちゃった。
また目的もなく、ふらりと出かけたくなりました。