実はすごく好き。
飄々としたところ
義時に「俗物だ」と言われたけど、本人もそれとっくにわかってそうなところ
でも言うことや見えてるものはちゃんと仏の道の人なところ
自身が優れた技術を持つだけじゃなく大勢を指揮してプロジェクトを運営する、プロデューサー業も達者なひとだったのだろうと思います。クライアントの要望も的確に汲みとって。当時の武士の感性に、いわば「ウケる、刺さる」ツボを知り尽くしていた運慶だから。
逆手にとって心をエグるようなおぞましい造形も的確に作れちゃう。っていう、鎌倉殿の運慶が作った、あの義時の像だったのかなと。