母の日は、実家にワインとチーズを持って行きました。花より酒。
最近なんか母が優しいんで、ビックリすることがある。なんと、褒めてくれるようになっちゃって(「なっちゃって」言うな)。
褒めるといっても 口調は 「あんたもいいところあるよ」「捨てたもんじゃないよ」 みたいな言い方だけども。ちょっと気持ち悪い。 きっと歳とったんだなあ。父が入院したり、最近いろいろあったし。
意地っ張りで、決して子どもに弱さをみせまいとして今までつっぱってきた人が、ようやく少しゆるんできたような。
子どもなのだから、育ててくれた親に感謝すべき、親孝行すべき という道徳的な考え方に、私は与しません。できません、というか。
「すべき」ではなく、したくなったら、できる時にすると思います。
そんなワガママな態度は、親ばなれが下手くそな私の、母に対する、甘えの表現だと思っています。
自分ちの家族からは、前から行きたいなと思っていたレストランでごちそうになりました。ありがとうございます。
こんな母らしいことなにひとつしてない、ただ産んだだけ、家にいるだけ~の人間なのに。
お母さんと呼ぶなんて。みんな、人間できてるな~。って、ずっと思ってるんだけどさ。
ムリヤリありがとうなんて言ってくれなくていいよ。