第23回、富士の巻狩りフェス(ちがう)アニマルズいっぱいロケいいなあ...
いきなり成長したけど まだ元服前の金剛くんが とってもかわいかった! 聡明で狩りの腕も立つ、しかし空気が読めない...(吾妻鏡に書かれる北条泰時の言動も、優秀だけど何かピンボケな人らしい) かわいい...!!
次の世代がぐんぐん成長するとともに。曽我兄弟の『敵討ち』(義時の謀ごとによって、そういうことにされた)にからめて、忍び寄る 「頼朝亡き後の世」 について 各々が思惑を巡らせはじめる回でした。
狩りのパートは どうにかみんなで万寿(頼家)さまに獲物を! と画策するのがおかしかったけど。
頼朝が 日ノ本の敵勢力を一掃し、武家の頂点に立ち、いわば己に課した使命を果たしてしまったことで、目的を喪失した、とても虚しい顔をしていたのが、すごく印象的でした。とつぜん、老けてしまったように見えました。その頂はとても寂しい場所だったんだなと...。
義時に 「わしのそばを離れるな」 と、懇願するように命じたのは、ほかに心から信じられる、己の考えをわかってくれると感じる人が、ほんとうに誰もいないからなんだろうな。血のつながった源氏の弟たちでさえ...(次回が不穏)。この血よりも濃密な 頼朝から義時への執着と 義時もそれを全部わかってしまうがゆえの、見捨てられない気持ち...男と男の依存関係だぁあ...(ドロドロだけど大好物です)。